※写真はクラブ公式より(全ての写真、コメント転載の掲載許可いただいてます)
目次
血統図:バレンタインジェム(Valentine Gem)
ノヴェリスト | モンズーン | ケーニッヒシュトゥール |
モゼラ | ||
ナイトラグーン | ラグナス | |
ネヌファー | ||
ケイティーズジェム | ディープインパクト | サンデーサイレンス |
ウインドインハーヘア | ||
ケイティーズファースト | クリス | |
ケイティーズ |
- 所属:キャロットクラブ
- 関西 橋田満 厩舎 生産:ノーザンファーム
- 2015-02-14生(母7歳時産)・鹿毛
- 募集総額:1,200万円 出資額:30,000円(1/400口)
- 馬名の由来:Valentine Gem(英語) バレンタインの宝石。本馬の誕生日と母名より連想
- 出資者:王様
出資理由:ケイティーズ系愛に新種牡馬ノヴェリスト。未知なる可能性に出資!
まあいいや。
この仔(バレンタインジェム)も、ほぼケイティーズ系だからという理由のみで出資したんだよね。
一口の金額は安いし、母父ディープインパクトだしいったれ~みたいな。
俺は結構保守的な性格なのか、輸入種牡馬は様子を見てから出資したい派なんだよ。
日本で走っていて馴染みや思い入れのある馬なら別だけど、ただでさえガラパゴス馬場と揶揄される日本競馬に外国で走っていた馬の初年度産駒が合うか合わないかなんてバクチじゃない。
デビューさせてみて色々な条件を試して適正を見極めながらというのが外国種牡馬のパターンだと思うんだよね。
ハービンジャーは2017年に躍進した輸入種牡馬だけど、まさにこのパターンでようやく使う側が適正をわかってきた感あるし。
外国のG1レースをたくさん勝って鳴り物入りで輸入されたような種牡馬、特に社台スタリオンが高値で導入するような種牡馬ならそれだけで活躍が約束されているのかと思っていました。
二人の会話がマニアック過ぎて口を挟む余地がないだけで(苦笑)。
で、なんだっけ?
社台スタリオンが導入した輸入種牡馬だって失敗することはたくさんあるよ。
最近だとワークフォースなんかがそうじゃない。
スピードが全然足りなくて勝ち上がりさえおぼつかない馬が多くて、結局母国に逆輸入されて帰ってしまったし。
バレンタインジェムに出資を決めたのは母系と金額。
みんなが様子見をする初年度産駒だからこそリーズナブルな価格で出資できるわけだし、こういう成功の兆しを見せる新種牡馬だってもちろんいるわけだから、食わず嫌いもよくないなあと思わせてくれたのもノヴェリストだよね。
バレンタインジェム・過去の成績一覧
日付 /レース |
レース名(格) /距離(状態) |
頭数・人気 /着順 |
タイム(着差) /3F |
騎手 /斤量 |
---|---|---|---|---|
2018/9/2 小倉2R |
3歳未勝利 ダ1,000m(重) |
18頭・7人気 8着 |
59.4(1.4) 36.6秒・396(+2) |
川又 52kg |
2018/7/22 中京2R |
3歳未勝利 芝1,200m(良) |
18頭・6人気 8着 |
1.10.3(1.1) 34.9秒・394(-6) |
富田 52kg |
2018/5/12 京都3R |
(牝)3歳未勝利 芝2,000m(良) |
12頭・6人気 11着 |
2.04.3(2.3) 36.9秒・400(+14) |
岩田 54kg |
2018/2/25 小倉4R |
3歳未勝利 芝1,200m(良) |
18頭・4人気 6着 |
1:09.4(0.4) 35.5秒・386(-6) |
岩崎 54kg |
2017/11/3 京都3R |
2歳未勝利 芝1,200m(良) |
12頭・3人気 7着 |
1:10.5(1.0) 35.9秒・392(0) |
藤岡康 54kg |
201710/1 阪神5R |
2歳新馬 芝1,400m(良) |
10頭・2人気 2着 |
1:22.7(0.5) 34.9秒・392 |
藤岡康 54kg |
累計収支と回収率
出資額は毎月の維持出資金を含めた全ての金額を記載、配当額は進上金、クラブ手数料、源泉所得税、消費税など全ての経費を引いた”手取り額”を記載して、本当の収支を明らかにします(2018年6月分まで)。
※スマホでご覧の方は横スクロールできます。
日付 | 出資金額 | 分配金額 | 収支 |
---|---|---|---|
2017年12月まで | 44,187円 | 15,796円 | -28,391円 |
2018年1月 | 1,203円 | 0円 | -1,203円 |
2018年2月 | 918円 | 1,643円 | 725円 |
2018年3月 | 1,769円 | 720円 | -1,049円 |
2018年4月 | 884円 | 0円 | -884円 |
2018年5月 | 1,810円 | 942円 | -868円 |
2018年6月 | 1,106円 | 0円 | -1,106円 |
2018年7月 | 1,020円 | 1,476円 | 456円 |
合計 | 52,897円 | 20,577円 | -32,320円 |
回収率 | 38.90% |
---|
引退後日談:2018/9/6のサラブレッドークションで売却
良いスピードを持っていることは関係者がみんな認めていましたからね。
あれが短距離で出走できていればこの仔の運命も違うものになったかもしれないのに。
近況など(更新順)
2018/9/2:ダート短距離に最後の望みを託すも、着外で引退決定
(川又騎手)「ゲートはうまく出てくれましたし、道中はキックバックを気にすることもなく、序盤は悪くない位置で進めることができていたと思います。ただ、いざ上がっていこうとしてもなかなかスピードが変わらず、最初から最後までずっと同じような走りになってしまいました。
厩舎の方から状態はいいと聞いていましたし、もっと楽に行けると思ったのですが…。せめて掲示板だけは確保したかったのですが、それもできず本当に申し訳ありません」
(橋田師)「小倉への輸送を挟んでも前走から馬体を減らすことはなく、除外による影響も感じさせずに状態は良かったと思います。ただ、いいスピードを持っていますし、雨で締まった馬場もプラスに出てくれればと思っていたのですが、残念ながらピリッとした脚を使うことはできませんでした。
馬体重の数字自体は以前からあまり変わりませんが、普段の様子などを見ていても精神面は徐々に成長していると感じさせますし、それをなんとか結果につなげたかったのですが…。
最後まで勝たせてあげることができず、会員の皆様には本当に申し訳なく思っております」
追ってスピードが上がらないなら逃げるしかないんだけど、展開的になかなかそういうわけにもいかないし。
ダート替わりでなんとか変わり身を見せてほしかったのですが、残念ながら優先権を確保できず、また、本馬は今回が6戦目ということで来週から始まる限定未勝利戦への出走資格を有していません。
以上のことから橋田満調教師と協議をした結果ここで現役続行を断念し、競走馬登録を抹消することとなりました。会員の皆様にはまことに残念なことと存じますが、何卒ご理解賜りたくお願い申し上げます。なお、本馬に出資されている会員の方へは追って書面を持ちましてご案内いたします。
2018/9/6のサラブレッドオークションに出品されるみたいなので、良いオーナーさんに買ってもらえるといいな。
でもノーザンファーム生産の母父ディープインパクトという良血だしきっと将来は繁殖に上がることになるはず。
産駒に出会えれば応援するよ!
2018/7/22:適距離に戻るも、前進見せられず8着
「ゲート裏まで2人曳きで連れて行ってもらったので、馬の落ち着きはありましたし、雰囲気は良かったです。
スタートも悪くなく、勝ち馬と同じポジションで運べたのですが、いざ放した時に同じような脚色になってしまいました。
少し押してでも逃げるなど極端な競馬をした方が良かったかもしれません。今日はいい結果を出せず申し訳ありませんでした」(富田騎手)
やはり前走の投票レース間違いや、その後の岩田騎手のコメントから本当に間違えたことを伝えてあったのか?といった厩舎不信のものが多い(苦笑)。
2018/5/12:まさかの投票レース間違いで惨敗…
※写真は公式より
「今週京都の土曜4レース、芝1200m戦に登録するつもりで準備をしてきたのですが、手続きの際にこちらの手違いで同日の3レースに投票をしてしまいました。
牝馬限定の2000mという条件ですが、規定上変更が利かず確定し、出走することになります。
このようなミスで予定のレースを使えないことはなんとお詫びをすればいいか分かりませんが、ジョッキーにもよく話をして対応してもらうように努めますし、レースまでしっかりと調整していきます。
本馬の出走を楽しみにされていた会員様へは大変申し訳なく、深くお詫び申し上げます」(橋田師)
投票レースを間違えちゃうって、そんなことがあるんですか??
商人みたいなことやらかす厩舎だよな(´▽`) ‘`,、’`,、
それがまさかの投票レース間違いで2,000m戦に出ることになってしまったということです。
netkeibaの掲示板なんかでは距離延長歓迎!みたいな書き込みもあったけど、明らかに距離が長い負け方だった。
「返し馬からテンションが高く、レースに行っても道中はかなり行きたがっていました。リラックスして走れればまた違うのかもしれませんが、今日の感じだと2000mは長い気もしましたし、もっと短い距離の方がいいと思います」(岩田騎手)
適距離より長いレースに出走したことで馬がリラックスして走ることを覚えてくれればいんだけど…。
この時期の未勝利馬が1戦ムダにしてしまうのは手痛いミスですし、次走は陣営に究極の仕上げをしてもらい、勝ち上がりを期待しましょう!
「先週の競馬は大変申し訳ありませんでした。こちらのミスで2000m戦を使うことになりましたが、レースはジョッキーがうまくなだめて進められていました。最後は一杯になってしまいましたが、走り自体は悪くなかったように思います。
レース後は目立った疲れは見せていませんでしたが、小柄な馬でしっかりと仕上げてきた後なので、火曜日にいったん放牧に出させていただきました。次走については未定ですが、いい結果を出せるように厩舎一同努めていきます」(橋田師)
2018/2/25:良いスピードで先行するも、最後は力尽き6着
スッと前につけることができるから道中は見てて安心できる。
ただ、最後はもうひと伸びを欠いてしまったけど…。
結果は逃げたコーラルリーフがそのまま1着、バレンタインジェムは力尽きてしまい6着でした。
「パドックで跨がってからかなりテンションが高かったのですが、他の馬がすべて返し馬を終えるまで馬場入りを待つなど工夫をして、なんとか落ち着いてレースに臨めました。
道中はいいポジションで直線までじっと脚を溜める形で、最後までよく頑張ってくれたのですが…。
いいスピードがあって能力的にはすぐに勝てる力はあるので、もう少し体に余裕ができるといいと思います。」(岩崎騎手)金曜日輸送を行い、土曜日はジョッキーを乗せてスクーリングを行うなど、少しでも輸送のダメージを減らし環境に慣らすようにして、変にテンションが上がりすぎるようなことはなくレースに臨めました。
それでも馬体は減っており、ある程度は消耗していただろうと思うだけに結果が欲しいところでしたが、いいスピードは見せていましたから、なんとかコンディションを整えてチャンスを掴んでもらいたいと思います。
すぐに勝てる力はあるとまで言ってもらっているんだから、次こそは!という思いだね。
2017/11/3(祝)京都3R 2歳未勝利〔芝1,200m・12頭〕7着[3人気]
3日の京都競馬ではやや立ち遅れ気味のスタートから出たなりでジワっと先行。
そのまま直線へ向いたが、追い出してからの伸びがなく7着。「かなり行きたがるようになっているということは聞いていたので、返し馬から慎重にゆっくり走らせようと思ったのですが、いざコースに下ろすとまったく止まらずゲート裏まで行ってしまい、待避所でもダクになってしまうほどテンションが上がっていました。
駐立も終始ガタガタしていて、ゲートでちょっと立ち遅れてしまいました。
レースだけを見ていればスムーズに運べていましたし、気持ちが切れているようなことはありませんでしたが、やはり今日はレース前の消耗が大きすぎました。
もう少し落ち着いてレースに臨んだ上で今日のように運べれば、最後もうひと伸びしてくれると思います。」(藤岡康騎手)「今日はレースに臨むまでにかなり力みが目立って、ゲートもうまく出ることができませんでした。
中間調教でも行きたがるようなところを見せるようになっていたので、そのあたりが悪い方に出てしまった印象です。
小柄な馬なのでここでひと息入れるつもりでしたが、精神的な面でもしっかりリセットして巻き返したいと思います」(橋田師)
さらに出遅れちゃったし、陣営は敗因がハッキリしてると見ているようだね。
レースだけ見てると4コーナーではいい位置に取り付いてよしッと思ったんだけど…。
でも外から見ていてレースはしっかり走れていたということは、我を忘れず鞍上の指示に従えていたということですし、この経験を次に活かしてもらいたいですね。
10/1(日)阪神5R メイクデビュー阪神〔芝1,400m・10頭〕2着[2人気]
1日の阪神競馬では好スタートから道中は3番手でレースを進める。
直線でも一瞬は勝ち馬を交わす勢いだったが、そこからもうひと伸びできずに2着。「調教でもそうだったのですが、返し馬でキャンターに下ろすとハミを噛んでなかなか制御が利きませんでした。ただ、今後のことを考えてもハナには立ちたくないと考えていたところ、レースではハミがスッと抜けてくれたんです。
最後は並んで交わせるかなと思ったのですが、小柄で坂も苦しかったのか外へ外へ行くような感じになってしまいましたね。
それでも控える形で進められたのは収穫でしたし、いいフットワークをしていて能力は感じました。」(藤岡康騎手)「392キロという馬体重でしたが、決して細いという感じではありませんでした。レースでもいいスピードを見せてくれましたし、小さい体で最後までよく頑張ってくれましたよ。一度使ったことでカリカリしてくるかもしれませんから、今後については馬の様子を見ながら検討していきます」(橋田師)
前向きすぎる気性は課題でしたが、競馬に行くとまずまず折り合いはついていました。勝ち馬には及びませんでしたが、3着馬を少し離しているように、初戦から力のあるところを見せてくれたのではないでしょうか。
とにかくそんなこと思ってたんだよ、キャロットは今年(2017年)ダービーも勝って絶好調でこの世の春を謳歌してるから、そろそろシルクの逆襲があってもいいじゃないかと。
いらんこと言うもんじゃありませんね(笑)。
ただ、公式コメントにもあったように能力のあるところは見せてくれたと思うし、早期の勝ち上がりを期待しよう。