※写真はクラブ公式より(全ての写真、コメント転載の掲載許可いただいてます)
目次
- 血統図:コンダクトレス(Conductress)
- 出資理由:王様のケイティーズ系愛が炸裂!
- コンダクトレス・過去の成績一覧
- 累計収支と回収率
- 近況など(更新順)
- 2019/7/6:好位追走から直線粘れず9着。昇級初戦はホロ苦に…
- 2019/4/21:逃げて後続を寄せ付けず圧勝!1年8ヶ月ぶりの勝利!!
- 2019/4/7:得意の福島で積極策も、少しゴチャつき3着まで
- 2018/12/15:スムーズなレースができずも、着順より内容良しの8着
- 2018/11/18:1年ぶりの芝レース挑戦で見せ場たっぷりの2着に!
- 2018/8/18:久しぶりの実戦は新馬勝ちの舞台だが勝負どころから苦しくなり惨敗
- 2018/3/24、新馬勝ちしたダート戻りで期待がかかるも、能力差を見せつけられる
- 2017/11/19(日)東京9R 赤松賞〔芝1,600m・9頭〕8着[7人気]
- 9/3 新馬戦の優勝写真が届いてました
- 2017/8/26(土)札幌5R メイクデビュー札幌〔ダ1,700m・9頭〕優勝[3人気]
- 意外なデビューの報
- 参考リンク
血統図:コンダクトレス(Conductress)
ホワイトマズル | ダンシングブレーヴ | リファール |
ナヴァホプリンセス | ||
フェアオブザファーズ | エラマナムー | |
オートクラティック | ||
ファーストチェア | ジャングルポケット | トニービン |
ダンスチャーマー | ||
マイケイティーズ | サンデーサイレンス | |
ケイティーズファースト |
- 所属:キャロットクラブ
- 関東 小島茂 厩舎 生産:ノーザンファーム
- 2015-01-19生(母11歳時産)・黒鹿毛
- 募集総額:1,200万円 出資額:30,000円(1/400口)
- 馬名の由来:女性指揮者。数少ない女性指揮者の如く活躍を願って。母名より連想
- 出資者:王様
出資理由:王様のケイティーズ系愛が炸裂!
現調教師の中舘騎手を背に、当時まだ外国産馬に開放されていなかったクラシックの隙間重賞を縫うようにして勝ちまくったんですよね。
3歳時には1,200mのクリスタルCから2,400mのエリザベス女王杯まで勝ち、有馬記念もあのナリタブライアンの2着。
現在はウオッカに始まりスイープトウショウ、マリアライト、ジェンティルドンナなどの牡馬を蹴散らしてG1勝ちする牝馬もたくさん出てくるようになったけど、当時混合G1で牝馬が連対するとかありえない世の中だったからね…。
ダビスタでライバルとして出てくると、ありえないとこから追い込んでくる嫌な馬なんですよ(笑)。
キャロットクラブやシルクホースクラブでもチョコチョコとケイティーズ牝系の馬が募集されていて、ケイティーズ系好きの俺としては見つけるとついつい出資してしまうんだよね(笑)。
そして、コンダクトレスもその1頭。
でもケイティーズ系にサンデー、ジャングルポケット(トニービン系)と配合されてきてのホワイトマズル産駒だよ。
正直今さらホワイトマズルで勝負になるのか??と思ったりしなくもないんだけど(笑)、天下のノーザンファームさんの生産馬だし、何か配合の妙を感じてのことだろうと信じてるよ。
ノルマンディーOCの2017年募集馬にホワイトマズル産駒がいるようです。
この馬は牝馬だから、キャロットの母馬優先制度も睨んでの出資でもあるんだ。
母ファーストチェアもキャロット馬でコンダクトレスも母馬優先で募集されていた馬だしね。
コンダクトレス・過去の成績一覧
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日付 /レース |
レース名(格) /距離(状態) |
頭数・人気 /着順 |
タイム(着差) /3F・馬体重(増減) |
騎手 /斤量 |
---|---|---|---|---|
2019/7/6 福島10R |
松島特別(2勝クラス) 芝2,000m(良) |
11頭・1人気 9着 |
2:02.1(0.5) 36.3秒・466(-10) |
杉原 55kg |
2019/4/21 福島10R |
桑折特別(牝・500万下) 芝2,000m(良) |
18頭・3人気 1着 |
2:00.1(-0.5) 35.1秒・476(0) |
杉原 55kg |
2019/4/7 福島8R |
(牝)4歳上500万下 芝2,000m(良) |
15頭・8人気 3着 |
2:00.6(0.5) 36.2秒・464(+8) |
杉原 55kg |
2018/12/15 中山12R |
3歳上500万下 芝2,200m(良) |
18頭・9人気 8着 |
2:14.9(0.6) 36.8秒・476(+12) |
杉原 53kg |
2018/11/18 福島10R |
(牝・500万)土湯温泉特別 芝1,800m(良) |
16頭・12人気 2着 |
1:47.9(0.1) 35.5秒・456(+8) |
杉原 53kg |
2018/8/18 札幌9R |
(牝)3歳500万下 ダ1,700m(稍) |
13頭・13人気 12着 |
1:48.4(2.5) 49.6秒・444(-8) |
蛯名 54kg |
2018/3/24 中山5R |
3歳500万下 ダ1,800m(稍) |
14頭・6人気 13着 |
1:57.2(4.3) 42.3秒・452(+4) |
蛯名 54kg |
2017/11/19 東京9R |
牝)赤松賞 芝1,600m(良) |
9頭・7人気 8着 |
1.37.9(0.8) 34.7秒・448(-4) |
三浦 54kg |
2017/8/26 札幌5R |
2歳新馬 ダ1,700m(稍) |
9頭・3人気 1着 |
1.49.7(0.0) 39.5秒・452 |
M.デムーロ 54kg |
累計収支と回収率
出資額は毎月の維持出資金を含めた全ての金額を記載、配当額は進上金、クラブ手数料、源泉所得税、消費税など全ての経費を引いた”手取り額”を記載して、本当の収支を明らかにします(2019年6月分まで)。
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日付 | 出資金額 | 分配金額 | 収支 |
---|---|---|---|
2017年12月まで | 46,247円 | 15,796円 | -30,451円 |
2018年1月~12月 | 18,056円 | 15,117円 | -2,939円 |
2019年1月 | 1,386円 | 0円 | -1,386円 |
2019年2月 | 1,247円 | 0円 | -1,247円 |
2019年3月 | 1,138円 | 918円 | -220円 |
2019年4月 | 2,089円 | 25,405円 | 23,316円 |
2019年5月 | 1,534円 | 1,739円 | 205円 |
2019年6月 | 1,164円 | 0円 | -1,164円 |
合計 | 72,861円 | 58,975円 | -13,886円 |
回収率 | 80.94% |
---|
近況など(更新順)
2019/7/6:好位追走から直線粘れず9着。昇級初戦はホロ苦に…
杉原騎手:
「前回と同じ舞台で結果を出したいところでしたが、最後まで粘ることはできませんでした。体が減っていましたし、結果論ではありますが春先が良すぎたのかもしれません。地力で何とかしたいと考えていましたが、牡馬混合でもありましたから簡単ではありませんでしたね。
昇級戦でもありましたから、今日の経験が次につながってくれればと思います」
小島調教師:
「週中の印象では上手く持ち直してきた印象でしたが、結果的には厳しい形になってしまいましたね。前回であればもう少し最後の粘りが違っていましたし、悔しい限りです。馬の力的には現状のクラスでも十分に足りますから、また次回で結果を出せればと思います。
今後は続戦するのか、それとも立て直すのかは美浦へ戻ってからの状態を見た上で判断させていただきます。申し訳ありませんでした」
小島調教師:
「先週は申し訳ありませんでした。回復はしてきていたと思いますが、背腰、トモに負担がかかりやすい馬なので、万全でなかったことに加えて馬場が荒れていてトモの踏ん張りが甘くなってしまったのかもしれません。正直、前回の方がいい状態でしたが、それでも現状でどれだけやれるのかを見たい、これでやれたらさらに楽しみが増すという感覚を持っていましたが、甘くはなかったですね…。
今はまだ乗らずにレース後の見極めをしていますが、スタッフの中でも意見が分かれるところなので、少なくとも人が跨ってみて、その感じでどうするか判断したいと思っています」
2019/4/21:逃げて後続を寄せ付けず圧勝!1年8ヶ月ぶりの勝利!!
2番手、3番手でコンダクトレスを追いかけた馬はいずれも着外に沈んだし、展開的に恵まれての勝利でもないと思う。
勝ちに行った
前走積極的な
競馬をリクエストして
指示通りの騎乗だったが
コンダクトレスの持ち味が引き出せずもう少し
使いたい時に
脚が使える位置ならば…と悔やまれた騎乗だったが
あとで確認したパトロールフィルムでは
ただただ感じる運の無さ外枠から
積極的に行ったのは予定通りしかし
先行した他の馬達が
いずれもコンダクトレスよりも外枠で
早々に内に押し込められる展開最初のコーナーで
全てが決まっていたほぼ
同じような枠となった今回は
気を付けて先行しよう
続けて乗ってくれているし、前走の悔しさを晴らした上で節目記念の勝利を掴んだというところに縁を感じるよね。
【#福島競馬場 現地スタッフより③】
コンダクトレスに騎乗して桑折特別を見事に逃げ切った杉原誠人騎手は、これがJRA通算100勝のメモリアル!
おめでとうございます!!#コンダクトレス #杉原誠人 #笑顔弾ける100勝セレモニー pic.twitter.com/6eJDewe77I— netkeiba.com (@netkeiba) 2019年4月21日
杉原騎手:
「スムーズに先手が取れましたし、道中も馬と喧嘩することなく進めることができました。リズム良く運べたので、直線まで余力を残して行けたのは大きかったですね。控えても競馬はできるタイプですが、今日のような形でも走れたのは収穫だと思います。
レースは完勝と言っていい内容でしたし、前回の悔しさを晴らすことができて良かったです。ありがとうございました」
小島調教師:
「牧場でたっぷり時間をかけてもらって臨んだ前回のレース後に短い間隔で再びレースへ行くということで、見方によってはちょっとキツいと捉えることもできるタイトなスケジュールでしたから自信を持って臨めるようにしなければいけないと考えていましたし、ギリギリまで慎重に見極めた上でゴーサインを出しました。スタッフの意見を元に自分でも跨って大丈夫と確認して最終的に送り出したわけですが、なによりも結果が求められると思っていたので、プレッシャーもありました。
そのような中で杉原も馬を信じて自信を持って乗ってくれましたね。今回は勝負をかけていたところもありましたし、クラブと相談してこのあとはお休みを入れようと事前に話をしていたものですから結果を出せて本当に良かったです。
この後についてはレース直後の様子をよく確認してからですが、福島ですし、このまま競馬場から牧場へ放牧に出すことも考えています。ありがとうございました」
2019/4/7:得意の福島で積極策も、少しゴチャつき3着まで
杉原騎手:
「休み明けですがコンディションの良さは稽古の時から感じていました。今日も心身ともに良さそうに思えましたし、以前好走してくれた時のイメージで運びました。外目の枠からのスタートでしたがインを取ることができ、これならと思えたのですが、4コーナーで前に行った馬が怪しくなり、その外に行く馬との兼ね合いのこともあって行き場を失いごちゃついてしまったのが誤算でした…。そこまではいい形で運べていたのに申し訳ありません。
使うと良くも悪くも変化が出るのでしょうが、今日に関しては活力があっていいと感じることができたので、なんとかこの状態をキープしてまた次へ向かうことができれば巻き返すことができるはずです」
小島調教師:
「輸送による変動はあったのですが充電した効果から悪くない体で臨むことができたと思いますし、いい競馬を期待していました。乗り役には積極的な競馬を期待していたところ、好走できたときのようなイメージでポジションを取ってくれましたね。ただ、結果的にはごちゃついてしまいましたね…。考えはとてもわかるのですが、かえって自分から動かして勝ちにいくという形に持ち込めなくなってしまったので、そういう意味では残念でした。
使ってまた良くなるはずなので、次の目標をすぐ近くに置くのかどうするのか、レース後の状態をよく見て検討したいです」
小島調教師:
「前走のパトロールビデオを何度か見直しましたが、結果的にはスムーズさを欠いたものの、その馬との並びの問題で難しい面があったなとも感じています。そのような中で脚は使ってくれていますから、次へ切り替えて結果につなげていきたいですね。レース後の状態を確認すると、思っていた以上に馬体の戻りは早かったです。福島への輸送で10キロ近く減っていたので、使ったことで寂しくなるかもと覚悟していたのですが、既に485キロと前走前くらいには戻っています。
また、歩様を確認しても極端に疲れている様子はありませんから、この状態なら続戦したいですね。間隔が詰まるのがどう出るかですが、福島競馬は2戦とも良い競馬をしてくれていますから、今のところ中1週で牝馬限定戦を考えています」
4コーナーでゴチャついたという話だけど、あれくらいは許容範囲なんじゃないかな?あれでいちいち騎手に文句言ってたらかわいそうだと思ってしまう…汗
それよりも勝ち馬と2着馬は3キロ減の騎手が乗っていたというのも大きいんじゃないかな。
同斤量ならまた違ったはずだし、この後は中1週でまた福島を使うみたいだから勝ってほしいね!
個人的な反省点としては、人気がない出資馬の応援馬券は複勝も買えよっていうことかな(苦笑)。
ちなみに、勝ったジョブックコメンは欽ちゃんこと萩本欽一さんの持ち馬だね。
2018年は藤田菜七子騎手が乗って話題になってたりもした。
2018/12/15:スムーズなレースができずも、着順より内容良しの8着
今回もムーンライトナイトと同じレースで、今日はムーンちゃんが好走してくれたから王国的にオッケーでしょ(笑)。
杉原騎手:
「スタート後はちょうど外の馬が内に入ってくるところにいたこともあり、狙いより後ろからの競馬になってしまいました。
また、道中でごちゃついたのは痛かったですね…。それでも直線へ向く際の手応えは悪くなかったですし、トモが緩い馬なので坂でちょっと重心が高くなりかけたけど、坂上から盛り返しています。
上手く乗れず申し訳ありませんが、もう少しでもスムーズなら差を詰めることができたはずです」
小島師:
「レース前に杉原と話をした際、彼は勝ちに行く競馬をしたいと言ってくれたんです。
外枠だったので正直厳しい戦いになるとは思っていましたし、前半に脚を使うことで後半の脚がなくなるかもしれないけど、それは攻めた結果だから責めないと決めて彼の勝負に行く競馬をするという考えに賛同したのですが、結果からするとちょっと異なるものになりましたね…。スタートでスッと勢いをつけられなかったことが痛く、内から出てこられて思うように潜り込むこともできなかったのだろうから仕方ないとも思えるのですが、もっと大胆に行くのかなと思ってたところもあっただけに、そういうシーンを見れなかったのはちょっと残念でした。
前回はすごくいい騎乗をしてくれただけに今回も求めてしまったのですが、そう簡単ではないですよね…。
皆様にも応援いただいていましたから、申し訳ありません。
後手に回るレースとなってしまいましたが、それでいてさほど差のないところに来ていたというのは却って自信にもなったような気がします。春には2勝目を挙げられるようになんとか上手く持っていきたいですね。これからも応援のほどよろしくお願いします」
9番人気だったから人気より上に持ってきてくれたわけだし。
俺はそんな杉原ジョッキーに文句ないけどな。
ただ、スタート直後のブレーキで位置取りを悪くした点と、小島調教師が指摘する積極性のなさが3コーナーのごちゃつきにつながったという冷静な意見もありました。
でも着差も0.6秒で接戦だし、牡馬との混合戦でも十分やれることがわかってよかったよ。
これはムーンちゃんも同じく。
2018/11/18:1年ぶりの芝レース挑戦で見せ場たっぷりの2着に!
予想外の粘りで最後までしっかり伸びてくれた。
欧州血統だし、スッとスピードに乗れる小脚がないからペースが上がったところでどうしてもモタついてしまうんだろうね。
杉原騎手:「キレないタイプなので、前々から早めに動かしていきました。
最後までしっかり伸びてくれましたが、捉えきれなかっただけに残念です。まだ緩さがあるので、肝心のところで蹴っぱれない印象はありますが、体がしっかりしてくればグンと良くなってくれそうです。
素直でクセはありませんし、またチャンスがあれば騎乗させて頂ければ嬉しいです」小島師:「今回はいろいろ探り考えながらの一戦でどう出るかは蓋を開けてみないとわからない部分はありました。
結果からすると勝つことこそできなかったものの、改めて芝を試した甲斐はありましたね。正直に言うと、こちらの考えよりも少し出していったので大丈夫かと心配していたんです。
ただ、考えるに促してあげないといけない部分があるのも事実で、そのあたりは杉原が感じながら、そして、よく考えながら乗ってくれたのだと思います。
厳しい見方をすれば同じように好走を続けることはそう簡単ではないだろうなと思う一方で、最後にもうひと伸びしたのですから評価してあげたいです。私は京都に臨場していてジョッキーの手応えを直接聞くことはできていないので、美浦に帰ってどう感じたかなど話をよく聞いて、馬の状態をよく確認してから今後についてどうしていくか相談させていただければと思います」
ブログでも「今回は判断の一戦」とはっきり書いているし。
2018/8/18:久しぶりの実戦は新馬勝ちの舞台だが勝負どころから苦しくなり惨敗
2017年の札幌開催、ちょうど1年前に新馬勝ちしてからじっくり成長を促しながら使われている感じだね。
(菊沢騎手)「スタートをポンと切れましたし、外を回らされることは避けたかったので、ある程度は出しつつ、内に入れるタイミングを狙っていました。
その狙い通りのポジションで道中を進めることができましたが、ペースアップした際に対応しきれませんでした。このあたりは久々のぶんでしょう。
返し馬に行った瞬間にいい意味でスイッチが入りましたし、ここを叩いて変わってくる部分は決して小さくないと思います」(小島茂師)「主張せずに控えるといい形で道中を進めることはできませんし、ジョッキーは状況を判断して、一番いいポジションを取ってくれたと思います。結果は良いものとはなりませんでしたが、万全とは言えない中で先行できる脚を見せてくれたことは収穫でした。
しかし、馬体重が減っていたことは誤算でした。
札幌に着いたときの目方からしてプラスで送り出せると思っていたのですが、少し煩いところを見せていたことで維持しきれませんでした。
久々を使って良くなる部分もあるでしょうが、ここは続けて使うよりもケアする時間を設けたほうが先に繋がると思うので、今のところ状態を確認した後に放牧に出すつもりです」
ノーザンダンサー系ってのはパワーがあってタフなイメージだから、休み休み大事に使うよりも使いながら良化を促していくマイネル型のほうが良い結果に繋がると個人的には思ってるんだけどね。
その点は中間にも触れられていたんだけど、「減量騎手を起用して馬への負担を減らしたい」という意図で菊沢騎手になったみたい。
それにしても、現3歳馬たちの熾烈な未勝利勝ち抜け争いを見ていると、去年のメンバーが薄い新馬戦でなんとかハナ差勝ちをもぎ取ってくれたコンダクトレスの1勝は本当に価値あるものだったんだなぁとしみじみ思うよ。
これであのコンダクトレスの勝ちが恵まれたものじゃなかったということが証明されたね。
2018/3/24、新馬勝ちしたダート戻りで期待がかかるも、能力差を見せつけられる
「スタートはスッと出ることができませんでしたが、慌てないで進めたいとは考えていました。
ただし、思うように進まず早々と手応えが怪しくなってしまって…。流れが速かったし、それにプラスして砂を被って気にする感じもあったので余計に辛かったのでしょう。
馬の雰囲気は悪くなかったですが、時計を見てもここ最近の中の500万下クラスではメンバーレベルが高い一戦だったのでしょうから、見直すことはできると思います。
まだ良くなっている段階なので、一戦一戦、経験を糧に力をつけてくれればと期待してます」(蛯名騎手)「中間に少しスクミが出たとは言え、体調はうまく整えられたかなと思ましたし、ダートに戻してどれだけやれるかと思い見ていました。
しかし、前半から余裕を持てませんでしたね…。
前半から時計が速く、なおかつそのまま前にいた馬たちで決まるような厳しい競馬でしたから、まだ体力面で成長の余地を残しているこの馬としては辛かったのかもしれません。少し抱えていられるような展開であればまた違うはずです。
これからかなという現状なのは確かですから、長い目で見ていただければ嬉しいです。思うような競馬ができなくて申し訳ありません」(小島師)
今回のコンダクトレスはハイペースで追走にいっぱいいっぱいだったから、もうちょっと余裕を持って道中走ることができれば最後の直線で伸びてくることも可能だと思うという趣旨じゃないかな。
まあ一つ勝ってる馬だしね、今後の成長を温かく見守ろう。
今回馬場も稍重でタイム速かったですし、新馬勝ちしたときみたいな良馬場のダートのほうがコンダクトレスには向いてるかもしれませんね。
2017/11/19(日)東京9R 赤松賞〔芝1,600m・9頭〕8着[7人気]
19日の東京競馬ではスタート自体は遅かったが勢いがついてからが速く、外のスペースを抜けて前目に付ける。そのまま前へ迫りたかったが、直線で脚色が鈍ってしまい8着。
「ゲートをボコッと出てしまい後ろからになりそうでしたが、少頭数でペースが落ち着くと考えていましたし、初芝でいきなり後方から末脚勝負に賭けるのはどうかと思い、進出の機会を窺っていました。
コントロールが利くタイプでもあってちょうど外に出して前にスペースができたので、そこを抜けて前に出ました。
道中は予想通りかなりペースが遅く、その際の走りは悪くなかったのですが、さすがに直線でトップスピードを求められると楽ではなかったですね…。
芝でもダメではないのでしょうが、まだ馬体に緩さがあって上体が浮くような走りでもあったので、現状はダートの方が走りやすいのかもしれません。今日はいい結果を出せず申し訳ありませんでした」(三浦騎手)「体は減りましたが、輸送の分があってのことだったと思います。
レースですが、横から見るのと縦から見るのとではまた印象が違って、決して無理せずに前へ上げていけたようです。
結果からしてしばらくは持続力を求められるような、どちらかと言えばダートのほうがベターなのかもしれませんね。距離はこのくらいから1800mくらいでしょうか。
体がしっかりとしてきて体力がついてくれば距離の融通はもっと利くようになるはずなので、焦らず長い目で良くしていきたいです。成長を図りたいとも考えていますから、おそらくこのあとはひと息入れることになると思います」(小島茂師)
次は自己条件のダート戦ということになると思うけど、勝ち上がってるから焦る必要もないし、この馬のペースでボチボチと頑張ってほしいね。
9/3 新馬戦の優勝写真が届いてました
コンダクトレスの新馬戦優勝写真(真ん中)。
大接戦なだけあってあんま写ってないw pic.twitter.com/RRF1DBrU07— 王様@財テクキングダム (@zaitech_king) 2018年2月12日
でも、体を一杯に伸ばしてゴールする瞬間の写真で美しいですね!
「直線では最後にようやく動けましたが、ミルコも必死になって追ってくれましたからその影響が大きかったのでしょう。それでミルコは制裁をもらっていましたが(苦笑)、馬にとっては大きなハナ差だったので人馬とも最後まで諦めずに走ってくれて本当に良かったです。
レース後ミルコと話をした際に、今日はデビュー戦だからふわふわしたところが大きいと思うけれど、次回以降も続くようならば例えばチークピーシーズなどの馬具を使ってみるのも一つの手だと思うということでしたね。
また、芝、ダートについても話をしましたが、ダートでなければいけないだとか、芝がいいと言ったことはないけれど、結果が出たところなのでまずはダートメインで考えていっていいのではないかという話をしてくれました。」(小島茂師)
これでも半分くらい削ってるからね(笑)。
2017/8/26(土)札幌5R メイクデビュー札幌〔ダ1,700m・9頭〕優勝[3人気]
いや、こんなこと言っちゃ頑張ってくれたコンダクトレスちゃんに失礼だけど、まさか新馬勝ちするとは…というのが正直な感想なんだよ(笑)。
そしたら、そこからジワジワと脚を伸ばして追い詰め、ちょうどハナ差出たところがゴール!
いやあ、ゴール後は歓喜で無理やり一緒に観せていた息子(1歳)にヤッターヤッター!言いながらコンダクトレスすごいね~頑張ったね~と何度も言い聞かせちゃったよ(笑)。
2着も最下位も未勝利という意味では同じですから、これは大きな大きなハナ差だったのではないでしょうか。
「初めての実戦ということもあって、道中はかなり物見をしたり砂をかぶって嫌がったり集中できていないところはあったのですが、直線はしぶとく伸びてくれました。現状ではダートがいいのでしょうが、能力は高いですね。今日はありがとうございました」(M.デムーロ騎手)
「まだ子供っぽい馬なので実戦に行ってどうかという心配はありましたが、調教どおりに走ってくれれば十分チャンスはあると思っていました。パトロールVTRを見返すと、あちこちで物見をしたりやはり幼さが全面に出ていましたが、追われてしぶとく脚を使ってくれるあたりはなかなかの根性でした。いい競馬をしてくれてホッとしました。今日はありがとうございました」(小島茂師)
直線半ばではまだ前と差がありましたが、追われてジワジワと追い詰めてギリギリ差し切ったところがゴール。道中は幼さも見せましたが、初めての実戦ということを考えれば今後の伸びしろも大きいでしょうし、先々の成長が今から楽しみです。この後はいったん放牧に出してリフレッシュさせる予定です。
入厩するまで全然知らなかったんだけど、小島茂調教師のコメントは毎週とにかくていねいで長文で、しっかりと馬の状況を知らせてくれるのでとてもありがたい。
意外なデビューの報
「今時期の2歳馬としては悪くないレベルですが、手前の変換でややおぼつかないところがあります。体つきは馬房内で見ると立派になったように見えなくもないのですが、動かしてみるともっと大きくあってもいいのになと見える部分もあるので、先を見据えて考えていきたいですね。
相手次第ということも言えるでしょうから、おそらく今週の1800m戦よりは楽な相手関係になるであろう来週のダート1700m戦をまず初戦と考えていきます。
そして、ジョッキーを探した結果、ミルコにお願いすることにしました」(小島茂師)26日の札幌競馬(2歳新馬・ダ1700m)にM.デムーロ騎手で出走を予定しています。