※写真はクラブ公式より(全ての写真、コメント転載の掲載許可いただいてます)
血統図:ウィクトーリア(Victoria)
ヴィクトワールピサ | ネオユニヴァース | サンデーサイレンス |
ポインテッドパス | ||
ホワイトウォーターアフェア | マキアヴェリアン | |
マッチトゥーリスキー | ||
ブラックエンブレム | ウォーエンブレム | アワエンブレム |
スウィーテストレイディ | ||
ヴァンドノワール | ヘクタープロテクター | |
プリンセスデリーデ |
- 所属:シルクホースクラブ
- 関東 小島茂之 厩舎 生産:ノーザンファーム
- 2016-03-27生(母11歳時産)・鹿毛
- 募集総額:2,800万円 出資額:56,000円(1/500口)
- 馬名の由来:勝利(ラテン語)。ローマ神話の勝利の女神。父名より連想
- 募集時カタログPDFはこちら
- 出資者:王様
出資理由:ヴィクトワールピサ好きの王様は母G1馬の産駒に迷わず出資決定!
家来の馬体診断 | 56点 |
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馬体はどうかな?
俺も好きなタイプなんだよ。
でも鹿毛や黒鹿毛は見栄えがするよね。
ピカピカで日が当たっていたりするとメリハリがよく分かるからさ。
でも…パクがないですね。
※募集時カタログ写真(クラブ公式より)
この仔って結構な立ち繋じゃないですか?
確かに立ち繋だ。後ろ脚なんてめちゃ立ってるじゃん。
これは繋が立ちすぎだと何か問題があるんですか?
経過を見て競走能力に影響がなさそうな場合は再募集する可能性もあります的なアナウンスがされていたよ。
立ち繋の馬は「竹馬」なんて言われて敬遠されるみたい。
繋ぎが気になると急に不安になっちゃいますよね(苦笑)。
カタログPDF見つけたんですが、確かにめちゃ立ってますね。
まとめると、馬体的には良いんだけど繋が心配ということだね。
募集馬一覧が発表されるとまず種牡馬で絞るんだよ。
例えばディープとキンカメとハーツクライとヴィクトワールピサに1頭ずつ出資したいというのを決めておいて、ではどの母にいこうかなと選んだのがこのブラックエンブレムだったという感じ。
ローブの父ウォーエンブレムを母父に持つのがウィクトーリア。
ローブティサージュの母母リッチアフェアと、ウィクトーリアの父ヴィクトワールピサの母ホワイトウォーターアフェアは全姉妹なので、これも父母系がひっくり返って同じ血統ということになる。
文章にするとちょっとややこしいけどね。
※ローブティサージュの血統表
小島先生のコメントはていねいで好きなんだよね。
ということでね家来、良いところを評価しましょうね。
ウィクトーリア・過去の成績一覧
※スマホでご覧の方は横スクロールできます。
日付 /レース |
レース名(格) /距離(状態) |
頭数・人気 /着順 |
タイム(着差) /3F・馬体重(増減) |
騎手 /斤量 |
---|---|---|---|---|
2019/5/19 東京11R |
優駿牝馬(牝・G1) 芝2,400m(良) |
18頭・6人気 4着 |
2:23.3(0.5) 34.6秒・460(-6) |
戸崎 55kg |
2019/4/21 東京11R |
サンスポ賞フローラS(牝・G2) 芝2,000m(良) |
18頭・3人気 1着 |
1:59.5(-0.0) 33.2秒・466(-4) |
戸崎 54kg |
2019/2/24 中山6R |
(牝)3歳500万下 芝1,800m(良) |
12頭・2人気 1着 |
1:47.9(-0.3) 34.6秒・470(+12) |
ルメール 54kg |
2018/11/18 東京9R |
(牝)赤松賞(500万下) 芝1,600m(良) |
12頭・3人気 5着 |
1:35.0(0.7) 33.9秒・458(-4) |
田辺 54kg |
2018/9/1 札幌11R |
札幌2歳S(G3) 芝1,800m(良) |
14頭・2人気 7着 |
1:51.4(1.3) 38.6秒・462(0) |
田辺 54kg |
2018/7/22 函館5R |
2歳新馬 芝1,800m(良) |
13頭・1人気 1着 |
1:48.3(-0.5) 34.9秒・462 |
岩田 54kg |
累計収支と回収率
出資額は毎月の維持出資金を含めた全ての金額を記載、配当額は進上金、クラブ手数料、源泉所得税、消費税など全ての経費を引いた”手取り額”を記載して、本当の収支を明らかにします(2019年3月分まで)。
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日付 | 出資金額 | 分配金額 | 収支 |
---|---|---|---|
2018年12月まで | 71,561円 | 19,782円 | -51,779円 |
2019年1月 | 1,196円 | 136円 | -1,060円 |
2019年2月 | 1,319円 | 10,772円 | 9,453円 |
2019年3月 | 1,820円 | 1,950円 | 130円 |
2019年4月 | 1,801円 | 47,109円 | 45,308円 |
合計 | 77,697円 | 79,749円 | 2,052円 |
回収率 | 102.64% |
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近況など(更新順)
2019/5/19:レコード決着のG1で鋭く差を詰め4着を確保!
戸崎騎手:
「前走もそうでしたが、今回もゲート内での駐立が良くなくて、伸び上がるようにスタートを切ってしまいました。あれがなければ中団あたりでレースが出来たかもしれませんが、かと言って一段ポジションが前の馬たちの隊列は結構横に広がっていましたから、それを考えるとロスなく追走できて逆に良かったのかもしれません。道中は折り合いも付いて良い感じで運べましたし、直線でも馬群の間を通る形になりましたが、怯むことなく最後までよく脚を伸ばしてくれましたね。
レコード決着の中、あそこまで差を詰めてくれるのですから、力のあるところを見せてくれたと思います」
小島調教師
「レースまであまり間隔がない中で、トレセンでも1回はゲート練習を行っていたのですが、発走前の歓声に驚いてしまったようで、しっかり立っていられませんでしたね。伸び上がるようにゲートを出たことで後ろからの競馬になってしまいましたし、直線であれだけ差を詰めてくれているのを見ると、スタートがまともならもう少し際どい勝負になっていたかもしれません。それでも本当によく走ってくれて、レースを終えて検量前で鞍を外す時には、脚がプルプルと震えるほどでしたから、頑張ってくれたウィクトーリアを褒めてあげたいですね。この後はトレセンでよく状態を確認させていただき、問題がなければいったん放牧に出して疲れを取ってもらいたいと考えています」
小島調教師:
「先週は大舞台で良く頑張ってくれました。スタートを決めていたら前とはもう少し際どかったのかなと思いますが、この馬の力は全て出し切ってくれましたし、時間の無い中でここまで善戦出来たのは、本当にウィクトーリアが頑張ってくれたからだと思います。こちらに戻ってきて馬体の確認を行いましたところ、右前の中筋部分に腫れが見られました。日を重ねる毎に落ち着いてはいますが、無理をさせたくないので、いったん牧場にお戻しして、完全に疲れを取ってもらいたいと思います。
次走についてですが、牧場での状態次第にはなるものの、最大の目標は秋華賞になってくると思いますので、母仔制覇を目指して頑張っていきたいですね」
2019/4/21:上がり最速の末脚でG2フローラステークスをハナ差の大勝利!!
今日の #フローラステークス。
クライアントの所属である #ウィクトーリア が優勝しました。
没カット構成になっております。悪しからず。#戸崎圭太 pic.twitter.com/2Trd7ajQ91— 原カメラ (@haracamera) 2019年4月21日
フローラSは下馬評どおりの混戦。その分でかなり枠の有利不利があった。ウィクトーリアは差して勝ったのが収穫。行けせれば行ける馬やし、選択肢が広がった。シャドウディーヴァはインの岩田。進路で権利をもぎ取った。フェアリーポルカは勝ちに動いて一番強い競馬したけどな。完全に枠に泣かされた。
— アンカツ(安藤勝己) (@andokatsumi) 2019年4月21日
新馬戦の強さを再現するべく
前走は無理をしてでも
前に行ってもらえるようリクエスト状態的に
図抜けて良かったわけでもなく
整っていた程度での勝ちっぷり能力の高さを確認し
逃げる事へのこだわりが必要だと
確信することができた楽勝だったし…
という先入観を持ちながら
レース翌週に確認した馬体は
かなりの疲労やっぱりまだ
無理はさせられない
以前から言われているように立ち繋だから脚元に負担がかかりやすいという話だったし。
戸崎圭太騎手:
「前へ行くつもりでしたがゲート内で後ろにモタれて出遅れて、内からもぶつけられて後ろからになってしまいました。2コーナーの入り口も狭くなりましたが、道中はインコースをうまく走ってくれていました。直線では外へ行きましたが、調教で感じたようにいいフットワークで伸びてくれましたし、なんとか勝ててよかったです。
まだ緩い面がありますし、しっかりしてくればさらに走ってくると思います」
小島茂之調教師:
「おめでとうございます。ゲートを出てからの位置取りが想定していたよりも後ろになってしまいましたね。それでも最後はこの一長一短があるメンバーの中で、ハナ差で勝ち切るのですから、能力と運も持っているのでしょう。オークスへの優先出走権を取ることが出来ましたが、前走後もガタっと来たようにまだ弱い面もあるので、レース後の状態を見てから出走するか判断させていただければと思います」
小島茂之調教師:
「先週はありがとうございました。逃げる予定だったのが後ろからの競馬になってしまいましたが、戸崎騎手も落ち着いて対応してくれましたし、あの形でもレースが出来ることが分かって良かったです。レース後に改めて状態を確認したところ、全体的にゴトゴトした感じはあるものの、かなり疲れた様子を見せていた前回に比べれば今回の方が幾分マシと言えるでしょう。ただ、疲れがあるのは確かですし、どちらかと言うと繋ぎが立っていて、一戦ごとの反動が大きいタイプですから、いったんノーザンファーム天栄へ放牧に出して疲れを取ってもらいたいと思います。
牧場での回復具合を見てオークスに向かうかどうか判断したいと思いますが、オークスだけがGⅠではなく秋にも大きいレースはありますから、あくまで馬の状態を最優先にご相談させていただければと思います」
2019/2/24:リーディングジョッキーを背に自己条件をラクラク逃げ切る!
後続を寄せ付けない、強いレースでした。
ルメールさん最高でした!
ウィクトーリア強かった㊗️ pic.twitter.com/C3Qakhbo6F— うまえもん@空のジャンクフーダー (@h_emon_) 2019年2月24日
C.ルメール騎手:
「ゲートの出は普通でしたが、厩舎サイドからも積極的な競馬をして欲しいと言われていましたので逃げました。道中はリラックスして走れていましたし、それほど後ろからのプレッシャーもなくマイペースで行けました。
最後もしっかり伸びてくれましたし、もう少し距離が延びても大丈夫だと思います」
小島茂之調教師:
「ここ数戦は控える形で進め、あまり良い走りが見られなかったので、もしかすると多少強引でも初戦のように自分の形で進める方が良いのではないかと思っていたんです。そこでクリストフ(C.ルメール騎手)には、出来れば先手を取る競馬をして欲しいとリクエストしていて、その通りに乗ってくれました。
上手くエスコートしてくれた部分があったとは言え、それにしても最後まで余裕がありましたし、良い勝ち方だったと思います。
この後はトレセンに戻ってからの状態を見て、どうするか検討したいと思います」
体質的に続けて使えないって小島調教師がブログでも言っていたし、また放牧じゃないかなと思っているんだけど(苦笑)。
掲示板にも書かれていたけど、桜花賞の日の忘れな草賞とか府中開催始まってからのフローラS狙いなんじゃないの?
ルメールも「距離伸びても大丈夫」って言ってくれてるし。
2018/11/18(日)東京9R 赤松賞〔芝1,600m・12頭〕5着[3人気]
それなら33.5秒で追い込んで3着~4着とか、そういうレースを見せてほしかった。
田辺裕信騎手:「ゲートの出は悪くないのですが、駐立がとにかく危なくて出すことに神経を使ってしまいました。
ゲートに入るまでの雰囲気は良いので、そこだけ改善されればもっと良い位置で競馬することが出来ると思います。また、前走は早めに動いて勝ちに行く競馬をしていたのですが、思ったよりも脚が続かなかったので、今回は追い出すのを少し待ちました。
それでも、直線の伸び脚はこちらが想像していたよりも切れませんでしたし、ややワンペースな感じでしたね。もちろん、ペースが落ち着いて前残りの展開になったこともありますが、もう少し前との差を詰めて欲しかったです。
ですから、現状はもう少し長い距離を淡々と走らせることが出来れば良いのかもしれません」小島茂之調教師:「少し勿体ない競馬になってしまいましたね。
直線内を突いた方がもっとスムーズに伸びてくることが出来たかもしれません。それでも最後までしっかり脚を使って差を詰めてくれたのは評価できると思います。
まだ脚元に疲れが出やすく、攻め切れない部分がありますが、その中で良く頑張ってくれていると思います。
レース後の状態をよく確認してから、今後の方針を検討させて頂きます」
実際乗っている人からそういうコメント聞くと余計にショックなんだけどね(苦笑)。
ウィクトーリアに関しては、同厩で同じ日に藤田菜七子騎手が載って勝っていたお姉ちゃんのマルーンエンブレムみたいに、来年からまたコツコツと力をつけて2勝3勝と積み重ねてくれればいいかなという気持ちに変わってきた。
2018/9/1(土)札幌11R 札幌2歳ステークス(GⅢ)〔芝1,800m・14頭〕7着[2人気]
フゼアノートの新馬戦のときにも言ったけど、そういうことをはね退けて好走するのが本当に強い馬だと思っているので。
田辺裕信騎手:
「スタートは一歩目のタイミングが少し合わなかったのですが、二の脚はすぐ付いて好位につけられました。
初戦は逃げる形になりましたが、今回は調教の感じから、そう簡単にはいかないだろうと思っていましたし、番手から競馬が出来るよう調教時に意識して乗っていましたので、道中は問題なく進められたと思います。向正面で地方馬が上がって行った時は、前走がそうしたレースをしていましたし、今回もそのように乗ってくるだろうと思っていましたから、上手くやり過ごしていけました。ただ勝負どころではその地方馬が内にいる馬たちを閉じ込めながら早めに動いて行ったので、こちらも動かざるを得ない展開になり、その流れの中で脚を使う形になってしまいました。それに直線は内の馬場が見た目よりも荒れていて力が要る状態でしたから、そこを通らされる形になってしまったのも可哀想でした。
まだ乗っていて非力さを感じますし、精神的にも他馬を嫌がるところがあったり、コースに行くとテンションが高くなってしまったりと、肉体的にも精神的にもまだ子供ですから、本当に良くなってくるのはこれからなのだと思います」
小島茂之調教師:
「金曜日にゲート練習を行った後にガクッと馬体重が減ってしまったのですが、なんとか回復して前走と同じ数字で出走することは出来ました。大人しくはないですが前回よりも装鞍は落ち着いていたと思います。
他の馬が早めに動いて嫌な展開になったこともありますが、最低限でも2着は外さないと思っていただけにこの結果は悔しいです。レースを終えてすぐに思うことは『重賞へチャレンジするには攻め不足だった』ということですね。
ウッドチップコースのある函館競馬場での調整も考えましたが、輸送減りなどを考慮して札幌競馬場を選択しました。ただ、天候が安定しない中で札幌競馬場のダートを使いながら馬を仕上げていくのはなかなか難しかったです。
また、他の馬を気にして逃げようとする面があるのも今回のレースへ向けた過程やレースを見ていて強く感じました。まだまだ今は経験をしている段階ですが、今回のレースを次に活かして行きたいと思います。」
だからこんな特殊な条件では好走できないくらいがちょうどよかったんじゃないかと自分を慰めてる(笑)。
この血統が話題になって私もちょっと感動しました。
西山オーナーがブログで「自分が放出した繁殖牝馬の仔(ナイママ)を負かせてよかった」的なことを書いてたけど、なんか闇を感じたよ(苦笑)。
アルテミスSあたりを目標にしてくれるのが理想かな。
2018/7/22:衝撃の2歳レコード勝ちで圧巻のデビュー!
※写真はクラブ公式より
スタートが良く逃げたものの、ペースがいくらか速めだったのでどうかと思いながら見ていましたが終わってみれば圧勝でしたね。
岩田康誠騎手:
「調教でも乗せていただいていましたが、まだしっかりしていないですし正直言うと初戦からはどうかなと思っていました。それでも調教時と同様にレースでも素直に走れていて、直線もしっかりと反応してくれて良い勝ち方だったと思います。
まだ実が入っていなくて成長の余地が残っている中で、これだけの走りを見せてくれるのですから、今後が楽しみですね」
小島茂之調教師:
「初めての競馬ということでこれまでと雰囲気が違うことを感じたのでしょう、少しピリッとしたところを見せましたが、何か大きな支障になるほどのものでもなく、いい雰囲気でレースに向かうことが出来たと思います。
スタートさえ五分に出てくれれば勝負になると思っていましたが、2歳レコードで勝ってくれるのですから、今日は文句のつけようのないレースだったと思います。この後はいったんノーザンファーム早来へ放牧に出させていただく予定にしています。出来ればお兄さんと同じように札幌2歳ステークスへ向かえればとは思っていますが、無理する必要はありませんし、あくまでも牧場での状態次第でどうするか判断させていただきたいと思います」
自分から動いて上がり最速、3着馬には4馬身差をつけている。
この馬、グローリーヴェイズのおばに当たるレイクヴィラファーム生産馬なので個人的には頑張ってほしいと思ってる。
出資できただけ幸運ですよ(笑)。
あ、そういえば小島調教師がブログで出資理由のとこでみんなが気にしていたこの馬の繋について言及していたよ。
函館か札幌に
直接入厩する案もあったが
特徴ある立ち気味の繋を考慮して
調教施設が豊富な美浦へ入厩となった中略
デビュー戦は
硬めの馬場を避け
比較的スピードが緩やかで
脚元に優しいであろう洋芝を選択
これだけのパフォーマンスを見せてくれた馬だから、今後も無事に調整されることを切に願う。
キャロットのサートゥルナーリアも出走を予定しているそうですし、早くも楽しみです!
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