2018年3月からスタートしたビットコインFX。
早いもので、3ヶ月目となる5月も終了しました。
5月はゴールデンウィークを挟むこともあり、なかなかトレードしにくい日が多い月。
さらに、2ヶ月連続でマイナスということもあり、自分的にはかなり身構えてのスタートとなりました。
町人みたいにいじりがいがあるよね、商人は(笑)
…くっ!なかなかグサリとくるブラックジョークを飛ばす我が国王。
必ずプラテンして見返してやる!という思いを強くして臨んだ5月なのでありました。
目次
2018年5月(運用開始3ヶ月目)トレード結果
というわけで、2018年5月のトレード結果です。
3ヶ月目にしてようやく念願の単月プラス!
これまで、四苦八苦してきましたが、ようやくプラスで終えることができました。
やっぱり、プラスだと気分も晴れやかになりますね!
…どんよりでございます。
では、改めて5月の結果です。
累積月次損益(5月) | プラス88,555円 |
累積年次損益(2018年) | マイナス547,287円(前月終了時:マイナス695,316円) |
画像の累積損益の表示と異なっているのは、5月分をキャプチャする前に6月のトレードを開始してしまったためなので、正しくは表の金額になります(一応、画像では5月31日にカーソルを合わせています)。
年次はまだまだマイナスとは言え、前月終了時点ではマイナス695,316円だったので、かなり改善されてきました。
2018年5月 相場振り返り
日時 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
5月1日(火) | 1,063,338 | 1,063,338 | 1,023,300 | 1,045,500 |
5月31日(木) | 829,757 | 862,600 | 827,500 | 846,756 |
5月は1,063,338円に始まり、846,756円で取引を終えました。
5月はまさに株の相場格言通り、セルインメイ(SellinMay)の動きになりました。
株は5月に売れという相場格言。5月はヘッジファンドの決算が集中するため、夏場は欧米で休暇を取る投資家が多く、閑散期になりやすいとされている。
また、日本では4月から5月上旬にかけて期末決算が出るため、材料出尽くしとなり、利益確定による売りが多く出ることで株価が下がりやすい。
そのため、この時期は手控えるのがいい展開とされている。
もう、1BTC 100万円なんて夢のまた夢に思えてなりません。
5月はようやく上昇転換が始まった前月の流れを引き継いでそのまま上昇トレンドに転換するか、はたまた上げきらずに暴落してしまうかといったことが意識された中でのトレードになりました。
こちらが先月、4月の上昇転換を始めた時の日足チャート。
ずっと下降トレンドだった中、ようやくトレンドラインを突破して上昇転換しているのが伺えます。
詳しくは4月の相場振り返りをチェックしてみてください。
4月の結果報告はこちら
上昇転換してきただけに期待も少なからずあったのですが、以前も1BTC 100万円を超えた後に暴落があったこともあり、相場全体が上昇を信用していないという感じがありました。
結果、4月の安値である675,600円に到達するといったことはありませんでしたが、一時80万円を割る794,500円まで下落する動きに。
80万円を割った時は一段安になるか?と思われましたが、ここはなんとかキープして、それ以降は80万円前後で推移となりました。
80万円割れは免れたものの、依然として急上昇する展開は見られず、6月に90万円台回復してしっかり底値を固めてくるかどうかがひとつのポイントになりそうです。
2ヶ月連続マイナスだったのに、プラスで終われた理由を振り返ってみる
まず、2カ月連続月次マイナスからもわかるように、自分は決してトレードは上手くありません。
そんな中、ようやく達成できた月次プラスですが、どんな変化があったのか。
そこを振り返ってみたいと思います。
1.ノートレードデーを設けた
これまでは土日祝日関係なくトレードをしていたのですが、5月は土日祝日は触れる時だけ触るという形に切り替えました。
株やFXの場合は土日が休場なので強制的にノートレードになりますが、仮想通貨の場合、取引所が開いている限り、土日祝日関係なく365日取引が可能です。
そうなると、ついトレードしたくなってしまうわけですが、これをやめることにしました。
いわゆるポジポジ病を改善しよう!と思い立ったわけです。
動きがなさそうでもわずかの幅でも抜けそうならスキャルを…なんて考えることもあったのですが、こちらもやめて土日のトレードは動きが大きく出そうなところだけやるように変えました。
結果、31日中4日がノートレードデー。
意外ともったいないという気持ちにはならず、証拠金を削ることなく、1日を終えることができたという感覚だったのは収穫でした。
2.相場観が養われてきた
株やFXでもそうですが、テクニカルやファンダメンタルでは説明ができない、その人の経験や感覚といったものもトレードの要素に入ってくると思います。
まず経験という部分では、以前もこのチャート形状は見た記憶がある、その時はこうなった、というものでしょうか。
この辺はラインを引いたり、ローソク足の形状を見たりとテクニカル的な要素が強いです。
感覚というのは、それにプラスαしたもの、といったところでしょうか。
テクニカル的にはここで反発するはず、抜けるはずと言えるところなのに、どことなくそれが裏切られそうな気持ち悪さみたいなもの、というのが自分が言うところの感覚です。
本当に言語化して人に伝えられるものではないのですが、モヤモヤ感というか、第六感が働いているといった感じです。
なんか嫌な感じがするなーと思った瞬間にマイナスの方向にいくこともあって、感覚は正しかったと思うと同時に、心の中を見透かされているんじゃないかと思うことも多々。逃げとくべきか?というイヤ~な感覚になった数秒後にマイナス方向に動かれることが結構あるので。
実際、相場観は養われてきたかなと感じています。
3.欲張らない。伸びた時は確実に利食う
上記とは逆にしっかり読み切って、ポジションと同じ方向に大きく動いた場合です。
読み切るとは言いますが、自分の分析に対して肯定的な動きをしてくれるか否定的な動きをするか、相場はその二択しかないので、自分が考えた方向に動いてくれた時、という方が適切かもしれません。
ビットコインFX経験者であれば誰もが目にしていると思いますが、ビットコインFXは大きく動いた後はすぐに大きく戻るといった動きをすることが多いです。
一瞬で5,000円幅動くとかですね。
こういう動きをしたら確実に反発する、もしくは伸びると決まっていれば楽なのですが、長い髭を付けて戻るか、そのまま伸びるかはその時によります。
左図が髭をつけて戻ってきたパターン。リアルタイムで見ていると、上に伸びるような動きに見えるので、上昇か?と足の途中で飛び乗りでロングを持った場合、含み損になる、もしくはロスカットさせられる場面になります。
逆に、逆張りでショートを持った場合はプラスになります。
一方、右図がトレンド通り伸びたパターン。リアルタイムで見ると、長い髭が出ることもあり、底と思える動きを見せることも。
動いている途中でロングを持っていた場合、一気に含み損、もしくはロスカットさせられる動きです。
ショートを持った場合は、トレンドフォローとなり、含み益になります。
※ショートの場合はそれぞれ逆で考える。
当然、持っているポジションと同じ方向に動いたのであればそのまま利益が伸びることを期待したいところですが、こういう動きの時は期待で持っていると本来であればプラスで終われたのに、強烈に戻されてマイ転(保有しているポジションがプラスからマイナスに転じること)も珍しくありません。
スイングの場合はとくに気にしなくてもいいケースもありますが、デイトレの場合はとくにそういうことになりがちです。
予め指値を入れておいて、そこに引っかかって利食いしてくれるのが理想ですが、あと1円でタッチするのに!というところで戻されて利確できない時などはついもう一回!と意地になってしまいがちなのですが、そこをあまり気にしないようにするようにしました。
例えば、上昇している場合、100万円に到達せず、999,999円で戻されるといった感じ。
ショートの場合は逆で、あと少しで100万円に届くのに、1,000,001円で反発してしまうということがよくあります。
こういった場面では当初予定していた価格よりも低い位置(ショートであれば高い位置)に指値を入れ直すか、成行で決済してしまっているので、損した気分になりますが、マイナスになるよりはマシと思うようにしています。
利確が遅れてマイ転してしまうことや、結局さらに伸びるというチキンっぷりを発揮してしまうこともあるのですが…その辺が難しいところではあります。
4.1日の目標利益率を決めた
これまでもその日が前日より何パーセント増えたかというのを、日々収支を付けているシートに表示するようにしていたのですが、そこまで強く意識はしていませんでした。
勝ったらそれを担保にさらに勝負!負けてもプラマイゼロか、足が出た分だけマイナス!という考えでやっていたところがあったためです。
それを今回改めて、目標として、前日比、つまりその日のスタート時の証拠金から5%増と設定することにしました。
年利10%でも優秀といわれる中、日利5%、つまり月利150%を目標というのはかなり無謀に見えます。
ただ、それが狙えるのがビットコインFXでもあります。
もちろん、目標に達しない日の方が多いのですが、5月は最高で前日比12.55%増という日もあったことから、あながち無謀ではないということが言えます。
ちなみに、マイナスの最大値は前日比マイナス26.71%と散々なものでした…
結果として5月は月利29.06%、1日平均0.93%となりました。
この日利を改めて意識するようにしたことにより、余計なプラスαのトレードをしないようになり、目標値に早めに達した時はそこからトレードしないか、ポイントが来るまでじっと待つといったことができるようになったのが大きいです。
証拠金が増えれば増えるほど1日の目標額も増え、それを狙おうとするとその分リスクも増えるのでずっと5%という目標のままかどうかはいまのところ定かではありませんが、5月のトレード結果に寄与してくれたことは確かです。
2カ月連続の単月マイナスを経て、自分なりにいろいろと見直した結果、5月はプラスで終われました。
ただ、ここ最近のビットコインFXはボラが出ない日が続いたり、かと思ったら急に大きく動いたりするので、ちょっとした油断で大きく削られる相場になっているので、気を緩めずに引き続きトレードしていきたいと思います。
今度は2ヶ月連続プラスを目指して、引き続きトレードしていきます。
こういうの何て言うんだっけ?