※写真はクラブ公式より(全ての写真、コメント転載の掲載許可いただいてます)
目次
血統図:スタックオンユー(Tyrrhenia)
キングカメハメハ | Kingmambo | Mr.Prospector |
Miesque | ||
マンファス | ラストタイクーン | |
Pilot Bird | ||
グレースランド | トニービン | カンパラ |
Severn Bridge | ||
ゴールデンサッシュ | ディクタス | |
ダイナサッシュ |
- 所属:キャロットクラブ
- 関東 伊藤大 厩舎 生産:白老ファーム
- 2016-05-13生(母18歳時産)・栗毛
- 募集総額:2,200万円 出資額:55,000円(1/400口)
- 馬名の由来:君に夢中、曲名(英)。母名より連想
- 出資者:王様
出資理由:ゴールデンサッシュ系のキンカメ牝馬で兄は重賞勝ち。母馬優先狙いでも期待膨らむ!
家来の馬体診断 | 48点 |
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もうちょっと筋肉質でトモが大きかったら点数が上がるんですが。ただ顔つきは悪くないので。
本当にキアレッツァと同じような感じの体をしていました。
馬体の特徴についてはまた後で、専門家(町人)がいらっしゃるので(笑)。
スタックオンユーの出資理由はね、キンカメ産駒が欲しかったのと…って俺もいつもおんなじこと言ってるな(笑)。
分かる?ゴールデンサッシュ系。この話は何回もしてると思うんだけど。
ゴールデンサッシュはステイゴールドのお母さんだよ。
聞いたことあります。
ゴールデンサッシュにサンデーサイレンスをつけたのがステイゴールドで、トニービンをつけたグレースランド。
いわゆるゴールデンサッシュ系といわれる牝系です。
そこに父キングカメハメハ、良いじゃん!っていう。
でも馬体重も小さくてこじんまりしてるから、家来の好きなタイプではないもんね。
「体力強化を目指して乗り込みを進めていますが、相変わらず速いところ行う坂路調教では、脚色がいっぱいです。」
これ、まだ牧場での調教レベルの速いところだから、そこまで追い込まれているわけでもないんだよね。それを踏まえてこのレベルというのは、ちょっと厳しいかなと。
でもこういう先入観を入れて訊くと引っ張られるんだよね、この人(笑)。
せっかく準備してきたのにそういうのやめてくださいよぉ~(涙)。
これはもう大種牡馬キンカメ産駒という点と、左後一白っぽい馬体で。
それ以上コメントありません。分からない、出涸らしです…(苦笑)。
正直外したかなというのをひしひしと感じるスタックオンユーちゃんでした。
スタックオンユー・過去の成績一覧
※スマホでご覧の方は横スクロールできます。
日付 /レース |
レース名(格) /距離(状態) |
頭数・人気 /着順 |
タイム(着差) /3F・馬体重(増減) |
騎手 /斤量 |
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2019/5/4 新潟6R |
3歳未勝利 芝1,800m(良) |
16頭・10人気 16着 |
1:53.8(6.3) 40.3秒・412(+2) |
西村淳也 52kg |
2019/2/23 中山6R |
3歳新馬 芝2,000m(良) |
16頭・11人気 8着 |
2:05.0(1.6) 37.2秒・410(初) |
野中悠太 52kg |
累計収支と回収率
出資額は毎月の維持出資金を含めた全ての金額を記載、配当額は進上金、クラブ手数料、源泉所得税、消費税など全ての経費を引いた”手取り額”を記載して、本当の収支を明らかにします(2019年7月分まで)。
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日付 | 出資金額 | 分配金額 | 収支 |
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2018年12月まで | 69,990円 | 0円 | -69,990円 |
2019年1月 | 1,185円 | 0円 | -1,185円 |
2019年2月 | 1,881円 | 1,588円 | -293円 |
2019年3月 | 1,849円 | 0円 | -1,849円 |
2019年4月 | 940円 | 0円 | -940円 |
2019年5月 | 1,908円 | 475円 | -1,433円 |
2019年6月 | 0円 | 0円 | 0円 |
2019年7月 | 0円 | 17,797円 | 17,797円 |
合計 | 77,663円 | 19,860円 | -57,803円 |
回収率 | 25.57% |
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近況など(更新順)
2019/5/17:放牧先でのアクシデントにより左目を失明、引退へ…
天栄担当者:
「次走へ向けて少しずつ乗り出していたのですが、調教中に騎乗者を振り落とし、半ばパニックのような状態で放馬してしまいました。何とか落ち着いてほしいと対応したのですが止まることなく、その勢いのまま厩舎のほうへ向かっていったところで脚を滑らせて転倒してしまいました。その際の打ちどころが悪く、左目の周囲を強打して左上眼窩周囲の骨折、ならびに眼球を損傷し、検査の結果、失明していることがわかりました。
多くの方の思いを感じていましたし、何とかいい走りができるようにしたいと取り組んできたのですが、このような事態となってしまい、誠に申し訳ございません」
伊藤大調教師:
「前走でタイムオーバーとなってしまいましたし、小柄な馬なのでできるだけ早く回復を促し、再度つくり直して新馬戦の時のような走りができるようにしていければと考えていたのですが…。意図的ではなく偶発的な事故で、天栄のスタッフは何とかこの馬を良くしようと一生懸命に乗ってくれていたので責めるわけにはいきません。人馬ともに命に別状がなかったことは不幸中の幸いですが、可哀想なことになってしまったのは確かで、本当に胸が締め付けられる思いです。
会員の皆さんにも温かく見守っていただいていましたし、スタックは愛されているんだなと感じることも多々あったので、このようなことが皆さんに伝わることで悲しまれているかと思います。あの時こうしておけばよかったのかもしれない…とつい思ってしまうのですが、いつこのようなことが起こるかわからないのも事実で、スタックは本当に可哀想だけれど、今後こういったことができる限り起こらないでほしいと願うばかりです」
キャロットクラブ公式コメント:
思い悩みながらも調整を続けたうえで臨んだ新馬戦では、みんなを安心させてくれるかのような、希望を持たせてくれる走りを見せてくれました。さらなる前進が期待された前走では、スタートから思うように進んでいかずに終わってしまいました。体のダメージはそこまでないように感じられたので、何とか巻き返しを図ろうと体力を養うべく次走へ向けた調整をスタートさせていたところで悲しいアクシデントが起こってしまいました。
やるせない気持ち、何故という思いは当然あるかと思うだけに心中のほどお察しします。
ただ、携わっていた方々はスタックオンユーを何とかしたいという気持ちで日々接してくださっていました。仕方ないでは済まないことだとは思いますが、望んで起こった事故でないことはご理解いただけると幸いです。残念ながら今回の負傷により出走を目指していくことは困難と考えられるため、ここで現役続行を断念し、競走馬登録を抹消することになりました。会員の皆様にはまことに残念なことと存じますが、何卒ご理解賜りたくお願い申し上げます。
なお、本馬に出資されている会員の方へは追って書面を持ちましてご案内いたします。
でもまさかこんなことになってしまうとは。
なんといっても白老ファームが誇る良血馬でもあるし。
というわけで、続報はまたクラブからの通知が届き次第報告するね。
出遅れから中段に押し上げるも勝負どころから後退、タイムオーバー負け。
西村淳騎手:
「返し馬で気の良いところを見せていたので、レースもそのまま行けると思っていたのですが、実際には全くハミを取ってくれませんでした。跨った感じは決して悪い馬ではないのですが、まだ全体的に力が付き切っていない印象です。現状ではもう少しパワーアップする必要があるように感じます。
少しでも前進した姿をお見せできればと考えていましたが、良い結果とならず申し訳ありません」
伊藤大調教師:
「通常と異なる調整過程の中でもしっかり動かし、そのうえで輸送を経てもプラス2キロで送り出せました。それだけに前走くらいの走りができればと思っていたのですが、今日は前半から進みが悪かったですね…。う~ん…もう少しいい形の競馬ができるかと思ったのですが、苦しさがあったのかもしれません。申し訳ありません。
上がりの様子では特に異常はなかったようですが、心身のケアは必要な馬なので、輸送の負担を軽減できるように競馬場からそのまま天栄へ放牧に出そうと考えています」
天栄担当者:
「競馬の後、新潟から直接天栄へ放牧に出てきています。レース後の状態を見る限りだとそこまで深刻なダメージを感じさせず、なぜ走れなかったのだろう…と思ってしまうくらいです。ただ、小柄で力がない馬ですし、牝馬で繊細さも持ち合わせているタイプでもあるので、苦しさなどが生じて走れなかったのかもしれませんね…。
いくらか前進させられるかなと思っていたのですが、うまく行かず申し訳ありません。帰ってきてまだ数日しか経っていないので、まずは回復を図ることから始めていきます」
2019/2/23:しっかりと走れるか半信半疑だったデビュー戦は8着。直線もジリジリと脚を伸ばす走り
野中騎手:
「現状について先生からもスタッフさんからもよく聞いていたので、少しでもいい形で初戦を走らせてあげたいと考えていました。馬は不安な気持ちを抱えていたであろう中よく頑張ってくれていたと思います。カリカリしていたらそれこそ体力を消耗してしまうので心配していましたが、馬場入りして返し馬へ行くときに落ち着いて歩けていたんです。感心して見ていましたし、この雰囲気のまま臨めたらいいなと感じていました。
スタートは新馬ならではという感じになりましたが、軽く促すと中団の位置で無理なく流れに乗ってくれましたね。穏やかに走れていると思っていると急にカーッとしてきて体を傾げて頭をあげるような格好で走っていたものの、それでも消耗しすぎることはありませんでした。スピードを上げていくところでグッとは来なかったので、正直に言えば心身ともに成長が待たれるかと思いますが、初戦と考えると内容は悪くなかったはずです。
使いつつ何とか力をつけて体を使ったいい走りができるようになってほしいですね」
伊藤大師:
「先週の競馬は、現状で体力面が不足しているのは正直否めないと思っていたので、上手く気持ちを活かして少しでもいい走りができればと考えていました。距離の不安もあったのでどうかと思っていたのですが、枠が内目でもあり、ジョッキーがスタート後ラチ添いにピタリとつけてロスを少なくしてくれたのも大きかったですね。
道中で少しかかり気味になり頭を上げていたので、そのあたりが少なければもう少し頑張れたかもしれませんが、正直大きく離されて負けてしまうかもしれないという心配をしていたくらいだったので、それを考えれば人馬ともによく頑張ってくれたと思います。
レース後の様子を見る限りだと、さすがに走ったなりの疲れはありますが、脚元等に大きな異常は見られませんでした。体は410キロでいくらかふっくらした状態で送り出せましたが、数字だけの問題ではないですし、成長を図るためにいったん放牧に出して乗り込んでから次走へ向かいたいです」
関連リンク
父キングカメハメハ、母グレースランドなので、フロンティアとは全きょうだいになるね。