※写真はクラブ公式より(全ての写真、コメント転載の掲載許可をいただいてます)
目次
血統図:ヴォレダンルシエル(Voler dans le Ciel)
キングカメハメハ | キングマンボ | ミスタープロスペクター |
ミエスク | ||
マンファス | ラストタイクーン | |
パイロットバード | ||
ピンクパピヨン | サンデーサイレンス | ヘイロー |
ウィッシングウェル | ||
マリスターⅡ | ボールドスキ | |
ピンクダヴ |
- 所属:キャロットクラブ
- 関東 萩原清 厩舎 生産:ノーザンファーム
- 2015-03-08生(母17歳時産)・青鹿毛・メス
- 募集総額:3,000万円 出資額:75,000円(1/400口)
- 馬名の由来:空高く舞う(仏)。母名より連想
- 出資者:王様
出資理由:キンカメ×サンデーの黄金配合
まあこの2頭に関しては元が取れてるから例として適切かどうかわかんないけど。
キングカメハメハ産駒としてはさきほど話の出たドゥラメンテも母父サンデーサイレンスですね。
ヴォレダンルシエルの出資検討してた頃って、ちょうどドゥラメンテが活躍していた時期だったからその配合が頭にあったことも事実だよ。
3歳2月のクイーンカップ4着というのが重賞での最高着順ですね。
キャロットクラブは母馬優先出資制度というのがあって、自分が出資していた牝馬の仔がキャロットで募集されることになった場合優先的に出資できる枠が200口設けられているんだよ。
だから将来の母馬優先狙いでキャロットの牝馬は深く考えずに先物買いしちゃうことが結構あって、この馬がまさにそのパターンだね。
でも、ヴォレダンルシエルの仔が必ずキャロットで募集されるとは限らないんですよね?
シルクで出資しているヴェロニカグレースの母はキャロット馬だったけど、仔はまだ1頭もキャロットで募集されていないという話もしたじゃん。
上で挙げたレイデオロがまさにその母馬優先でキャロットに戻ってきたパターンだからね。
そう考えると、クラブごとにいろいろと特徴があって面白いですね。
話がそれちゃったけど、ヴォレダンルシエルもせめて2勝して、母としてもキャロットクラブに産駒を送り出してきてほしい!
ヴォレダンルシエル・過去の成績一覧
※スマホでご覧の方は横スクロールできます。
日付 /競馬場・レース |
レース名(格) /距離(状態) |
頭数・人気 /着順 |
タイム(着差) /3F |
騎手 /斤量 |
---|---|---|---|---|
2018/8/18 新潟3R |
(牝)3歳未勝利 ダ1,800m(稍) |
15頭・2人気 6着 |
1:56.1(0.9) 41.5秒・432(0) |
石川 54kg |
2018/7/28 新潟3R |
(牝)3歳未勝利 ダ1,800m(良) |
15頭・1人気 4着 |
1:55.5(0.5) 37.9秒・432(+2) |
M.デムーロ 54kg |
2018/5/20 新潟3R |
(牝)3歳未勝利 ダ1,800m(重) |
15頭・3人気 3着 |
1:53.6(0.3) 38.3秒・430(-8) |
津村 54kg |
2018/4/1 中山1R |
(牝)3歳未勝利 ダ1,800m(良) |
16頭・5人気 4着 |
1:57.3(0.6) 40.0秒・438(+4) |
石橋脩 54kg |
2017/12/28 中山3R |
2歳未勝利 芝1,800m(良) |
16頭・10人気 9着 |
1:51.2(1.1) 37.6秒・434(+2) |
北村宏 54kg |
2017/11/4 東京6R |
2歳新馬 芝1,600m(良) |
11頭・5人気 7着 |
1.38.2(0.7) 34.7秒・432 |
シュミノー 54kg |
累計収支と回収率
出資額は毎月の維持出資金を含めた全ての金額を記載、配当額は進上金、クラブ手数料、源泉所得税、消費税など全ての経費を引いた”手取り額”を記載して、本当の収支を明らかにします(2018年4月分まで)。
※スマホでご覧の方は横スクロールできます。
日付 | 出資金額 | 分配金額 | 収支 |
---|---|---|---|
2017年12月まで | 89,772円 | 2,784円 | –86,988円 |
2018年1月 | 2,224円 | 0円 | -2,224円 |
2018年2月 | 843円 | 0円 | -843円 |
2018年3月 | 1,636円 | 32円 | -1,604円 |
2018年4月 | 2,008円 | 2,416円 | 408円 |
2018年5月 | 1,694円 | 3,426円 | 1,732円 |
2018年6月 | 1,530円 | 0円 | -1,530円 |
2018年7月 | 1,250円 | 2,322円 | 1,072円 |
合計 | 100,957円 | 10,980円 | -89,977円 |
回収率 | 10.88% |
---|
近況など(更新順)
2018/8/18:痛恨の6着で限定未勝利出走権を逃し引退へ…
その勝ち馬につつかれて4コーナーで並びかけられたところで力尽きた感じ。
力負けだからしかたない。
もう少し乗り方を工夫して距離をもたせることはできなかったのか?といった意見がネット上では散見されましたが。
俺は石川騎手うまく乗ってくれたんじゃないかと思うけど。
(石川騎手)「これまでのレースを見ていて、構えて脚を使うというよりも平均的にラップを刻んで粘り込む形の方が一番チャンスを見出せるのではないかと考えてレースに臨みました。
スタートを出られたのでハナへ行き、思惑通りに運べました。これで後ろの追い上げを凌げればと思ったのですが、じわじわと手応えがなくなってきて…。急激に気持ちが切れることはなかったものの、徐々に減退していく感じで、何とか粘ってくれと鼓舞しましたが、最後は辛くなってしまいました。
頑張って走ってくれたのですが、いい結果へ上手く導けず申し訳ありません」(木村師)「馬体重だけでなくコンディションも何とか維持してレースへ送り出すことはできました。ジョッキーは勝ちに行く競馬をしてくれ、これならという形で運べていたように見えましたが、直線では苦しくなってしまいましたね…。
息遣い等に不安を感じることはなかったので、体力的にギリギリのところでなんとか力を振り絞ってくれたのだけれど疲れてしまったということ、そして、現状1200mか1800mの2つの選択肢のなかで判断しなければいけなかったのでいた仕方ないのですが条件的に厳しかったのかもしれません。
奥手な血統でもあり良化スピードはスローでしたが、この馬なりに良くなっていました。そのなかで何とかいい結果を残すことができるように持っていきたいと取り組んできたのですが、皆様の期待に応えることができず誠に申し訳ございません」(キャロットクラブ公式)「キャリア6戦目の今回のレースで残念ながら優先出走権を確保できませんでした。限定未勝利戦への出走資格がなく、また、出馬状況的に今開催中の出走は厳しいと思われ、総合的に見て木村哲也調教師と協議を行った結果、ここで現役続行を断念し、競走馬登録を抹消することになりました。
会員の皆様にはまことに残念なことと存じますが、何卒ご理解賜りたくお願い申し上げます。なお、本馬に出資されている会員の方へは追って書面を持ちましてご案内いたします。」
あとひとつ着順が上だったらと考えたら悔しいけどね…。
ひとまずお疲れさまヴォレダンルシエル、頑張って走ってくれてありがとう。
2018/7/28:鞍上ミルコで必勝態勢も直線で伸びを欠き4着
※写真はクラブ公式より
「前回までのレースを見てイメージを膨らませながらレースへ臨みました。
他が行かなそうなこと、そしてこの馬には切れを求めるよりもじわーっと脚を使わせた方が良さそうと思えたので前へ行きました。後ろから突かれてプレッシャーはかかりましたがリズムを崩すまでではなく、3コーナーすぎあたりから少しずつじわじわと上げていこうとしたんです。ただし、来られてから厳しかったですね…。
悪くはないと思うし、本当ならもう少し短い距離のほうが良いような気もするけど、1200mだと明らかに忙しい。難しいけど、今日はスタミナが切れた感じがあるので、もう少し余力を持って走れれば頑張ってくれるはずです」(M.デムーロ騎手)「しっかりと調教を積むことができコンディションは悪くなかったと思うのですが、最後に捕まってしまいましたね…。
ミルコは最後にスタミナが切れてしまったと言っていて、ブリンカーをつけたことが良くなかったか確認したのですが、そこに関しては問題ないと思うとのことでした。後ろからかなり突かれることになって消耗したところがあったのかもしれませんね。
距離のバリエーションがある時期であれば試しようがあるのですが、今は極端な条件しかありませんし、1200mだと忙しすぎるのは確かでしょう。それはミルコも同調していたので、今の条件で如何に上手く結果を残すことができるかトライしていくほかありません。なかなかいい結果を出すことができなくて申し訳ありません」(木村師)
次に勝ち上がるか、限定未勝利戦へ出るためには5着以内が必須条件です。
2018/5/20:ダート2戦目で進展を見せ3着も、課題も浮き彫りに
久しぶりの応援ツイート!#ヴォレダンルシエル pic.twitter.com/tzwTsUIf0D
— 王様@財テクキングダム (@zaitech_king) 2018年5月20日
「スムーズに運べたので、これならと考えていたのですが、直線に入るところではあやしい手応えになっていました。思った以上に終いの脚を使うことができなかったのは残念です。申し訳ありませんでした。
ブリンカー自体は問題なかったと思います。
ただ、ペースが上がった時にもう少しグッとくるところがあれば尚よかったかもしれないですね。
ダートの走りは悪くありませんから、経験を重ねていけばまだ変わってくると思います」(津村騎手)「稽古に続き、レースでもブリンカーを着けて気持ちを前へ向けられるようにしたのですが、それでも逃げた勝ち馬を捕らえそうで捕らえられないままでした。
肝心なところで頭の高い走りになり、フワフワして気難しさを出していたので悩ましいです…。
体調が上がっていたので、ここでなんとかしたかったのですが、申し訳ありません。
体を減らしていたので、今後については慎重に判断していきます」(木村師)
でも前走より着順もタイム差も詰めていますし、ダートの重馬場もこなしてくれました。
もう一歩で勝てるところまできているんじゃないでしょうか。
2018/4/1:初ダートで初掲示板!見せ場たっぷりの4着。
※写真は公式より
「ゲートはまずまず出てくれたので理想はもう1列前に行きたかったものの、内の緑帽の馬がスッと前に抜けてくれたら良かったところを外の4番手あたりで収まってしまい、さすがにその外から被せて行くのはロスが大きいので控えました。
返し馬でまわりに馬がいなくて砂を被った時のリアクションを事前に確認できませんでしたが、元々重心が高めな走りをしているせいか実戦でキックバックを受けると余計にフワフワしていました。
今日は外々を回って楽ではなかったと思いますが、内で終始砂を被るよりはリズムを整えやすかったでしょうし、勝負どころでは楽に上がって行けました。直線で交わされてしまってからも我慢強く脚を使っていますし、僕がポイントポイントでもう少し上手く運べていたら、もっと上の着順もあったはずです。申し訳ありません。
それでもダートの走りは問題なかったですから、慣れが見込める次はさらに期待できると思います」(石橋騎手)「勝てなかったのは申し訳ありませんが、芝からダートに条件を替えていましたから、それが悪い方に出なかったことは先を考えても良かったです。
今日は枠なりに外を回る形にはなりましたが、砂を被りにくいポジションでもあったでしょう。
勝負どころでは楽に上がって行けましたし、勝ち負けを意識できる形を作れたのも大きいですね。
後は権利を獲ってくれたのでこのまま次を考えて行ければ理想的ですが、体質的にまだパンとはしきれていないので、そのあたりがどう出るかですね。
まずはレース後の心身の状態をしっかりと見させていただきます」(木村師)
でも家来の言うとおりで、4コーナーで先頭に並びかけてきたときはちょっと勝ちを意識したよね。
正直あまり期待してなかったから嬉しかったよ。
これでしっかり4週以内の優先出走権も取りましたし、ダートに慣れた次は勝ち負けも意識したいですよね。
珍名馬がいると、なぜかその馬には負けたくないっていう気持ちになりますよね(笑)。
休養を挟んでの2戦目は9着も、精神的な進展あり?
ヴォレダンルシエルは9着と、新馬のときより着順を下げてしまった。
そこから思うように伸び切れず9着でした。
「前走のレースを見直して精神面の若さが特にあるのかなと感じていました。
正直もっとオドオドしてしまうと思っていたんですが、パドックで跨ってみると変に力まず、ゆったりと歩けていました。
良い印象を持ってレースへ向かえたのですが、いざレースへ行くと体幹の緩さを感じました。
首も軽すぎる感じで、溜めを作ろうと抱えすぎると頭が上がりすぎてしまうところがあります。
そういう現状なのでトップスピードにあげようとしてもタイムラグが生まれ、スピードに乗ってくるのに少し時間がかかります。
勝ち馬に来られた時に進路はあってもなかなか加速できなかったのはそのあたりにありました。
性格は悪くなく、また今日のような走りなら体力が備われば距離の融通も利きそうなタイプに思えました。いずれにせよ、心身ともに変わるのに時間は必要そうですから、長い目で見てあげて欲しいです」(北村宏騎手)「今回の競馬へ悪くない形で送り出せたと思いますが、レースっぷりを見るとまだ幼さがあるということを実感させられる走りでした。
それは調教でも感じていることなので引き続き長い目で見てじっくりと接していきたいと思いますが、1戦目と2戦目とでは特にメンタル面での進展が見られたのは収穫だったのではないでしょうか。
今回の経験を無駄にしないで引き続き良くしていきたいです」(木村師)
王国馬二頭出しの新馬戦は残念ながら7着
「まだ全体的に子供っぽい印象を受けましたね。
また、ちょっと怖がりなのか周りの状況に過敏に反応するところがありました。
本来なら前を意識してスピードに乗っていければいいけど、他馬を気にする分、左右に余計な動きが出てロスしてしまいました。
直線ではこの馬なりに伸びようとしているし、能力自体は感じたので、あとは経験を重ねながら自分の走りに集中できるようになればいいですね」(シュミノー騎手)「体質的にまだパンとしないところがあり、調教を進めるのも探りながらの状況でした。
また、今日の競馬では特に気持ちの面で幼さを見せていました。
パドックでの歩きやゲートでソワソワした様子だけでなく、道中も周りの動きに気を遣っていましたから、経験は必要になりそうです。
このような状況からジックリと対応していく考えはあるものの、この時期に実戦を経験できたのは決して悪いことではありませんから、しっかりと先に活かしていきたいです。
今日はいい走りをお見せできず申し訳ありませんでした。」(木村師)