


弥生賞を勝ったダノンプレミアムの話をしたでしょ?
⇒前回の戦略会議一口馬主編はこちら


確かにヨーグルトみたいな名前だなと思って(笑)。

みんなうまいこと考えるよなぁって感心するよ(苦笑)。


でね、生産牧場のケイアイファームって、我ら一口馬主達に有名というか、馴染みのある、ロードサラブレッドオーナーズというクラブに所属する馬たちの生産牧場なんだよ。




ダノンプレミアムにはお兄さんとかお姉さんが3頭いるんだけど、これまで全部ロードで募集されてきたロード縁の血統だったんだよ。
たとえば父ディープインパクトでロードプレミアムの全兄ロードグランツ、本賞金280万円で引退。
同じく父ディープのロードプレミアムは現役で2,570万円稼いでる。
そしてロードスタルディというダイワメジャー産駒もいて、これはデビュー2戦目のレース中に故障を発症して残念ながら予後不良。

ロードグランツ | 父ディープインパクト、本賞金280万円で引退 |
ロードプレミアム | 父ディープインパクト、現役で獲得賞金は約2,570円(2018年3月15日現在) |
ロードスタルディ | 父ダイワメジャー、2戦目で故障発生して予後不良 |
ダノンプレミアム | 父ディープインパクトはロードグランツとロードプレミアムと全兄弟
【2018年3月15日現在の主な勝ち鞍】
2017年JRA最優秀2歳牡馬受賞 |
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ダノンプレミアムはロードで募集されずにいきなりダノックスに売られて、なんなら2冠馬になってもおかしくないくらいの圧倒的強さだからね。


ケイアイファームに殴り込みにいくぞみたいな書き込みもいくつか見かけた。
まあ冗談だろうけど(笑)。


ダノンプレミアムのお母さん、インディアナギャルはポテンシャルの高い繁殖牝馬だと思うよ。
ロードグランツは能力には定評があったものの、脚元が弱くて故障による引退だし、ロードスタルディもレース中の故障で夢半ばだったわけだし。

シルクで募集される馬は全然ダメで、他の個人馬主に売られたほうだけ走る的な。



それにしても世界一わかりやすい解説ありがとうございます(笑)。

俺らが会員になってるシルク、キャロット、サンデーレーシングは馬の仕入先が全部ノーザンファームなわけじゃない。

当然クラブだけじゃなく個人馬主さんに庭先で売却したり、セレクトセールという日本で一番大きなセリ市で高値取引される馬もノーザンファーム生産馬が多いです。

どこのクラブに一番良い馬が集まっているか?というのは年によって傾斜があると考えるのが妥当だと思うんだよ。
もちろん他の個人馬主に売られてしまった馬はどうしようもないけど。


※写真はクラブ公式より(全ての写真の掲載許可いただいてます)

もちろんノーザンファーム直営クラブであるサンデーレーシングは安定して毎年強い馬が出てくるんだけど。


サンデーは高いね。高いというか、40口だから一口あたりの負担が大きいといったほうが正しいかな。

僕からすると会員になれても馬を買うのが大変です…。

それを40口だから、一口450万円だよ。
車を買うわ!ってなっちゃうよね普通(笑)。

1憶を超える40口で、未勝利で引退の馬もいくらでもいますから…。

清水の舞台から飛び降りる気持ちで出資した高馬が未勝利で大赤字は死にたくなりますよ(苦笑)。

2014年と2016年の2回、キャロットは年間の馬主リーディングを奪取している。




人気のある馬は抽選だから、IPOみたいなもので。

それは痛し痒しですね (苦笑)。



【第20回戦略会議・一口馬主編その2はこちら】