【商人のFX講座・取引編1】トレード開始、エントリー方法はロングとショートの2種類あります

商人
ここからは実際にトレードを開始しようということで、取引について説明していきます。
家来
基礎を教えていただきましたけど、まだまだ自信がないですね
商人
大丈夫ですよ、心配いりません。

でも分からないことがあればどんどん質問してください。

町人&家来
よろしくお願いします。
商人
取引編の第1弾として、まずはエントリー(売買)の説明からスタートしたいと思います。

FXは株式投資とは違い、「買い」から入るだけでなく、「売り」から入ることもできます

ただし株でも、信用口座を開設していれば空売りはできますが…。

町人
つまり、株の場合は信用口座を新たに開設しないと無理だけど、FXはその必要がなく、誰でも売りから入れるんですか?
商人
そういうことです。
王様
空売りは町人が戦略会議で説明してくれたんだよね。
家来
証券会社によりますけど、保証金の約3倍のレバレッジが掛けられて、売りから入って後で買い戻す取引ができるので、株価が下がっていても利益を出せると教えてもらいました。
商人
空売りについて会議で話されているというので話は早いですね。

なので、たとえレートが下がったとしても、売りから入っていれば利益を出せるわけです。

家来
売って買い戻す、株価が下がっても利益は出る、というのは最近ようやく理解できた感じです。

ただ一度も空売りをしたことはないですが…。

町人
僕も頭では理解しているのに、なかなか空売りの決断ができないです。

株価が下がるのを予想したとしても、本当に下がるもんなの?って躊躇してしまって…。(苦笑)

家来
FX取引を始める前に、空売りにも慣れておきます。
商人
そうですね。
やはり買いからしか入れないとなると、利益を出すためにはレートが上がるしかないですけど、売りから入ることも覚えれば、それだけで選択肢が広がりますから。

ではFXのエントリーにおける専門用語を説明しましょう。

【買いについて】

ロング」と言い、エントリー価格より高くなれば利益に、安くなれば損失になる。

買いで保有している状態のことを「買いポジション」または「ロングポジション」と言います。

【売りについて】

ショート」と言い、エントリー価格より安くなれば利益に、高くなれば損失になる。

売りで保有している状態のことを「売りポジション」または「ショートポジション」と言います。

家来
こういう用語は覚えていくしかないですね。

買いが「ロング」で売りが「ショート」と。

商人
ちなみに用語解説では、例えばロングで価格が上がれば利益になると書いてますが、実際はスプレッドというものがあるので、チャートの現在価格よりは不利な形でスタートします。
町人
スプレッドって何ですか?
商人
また後ほど詳しく説明しますが、現段階ではスタート時に不利があるんだくらいで思っていてください。

では続けて通貨ペアについて説明いたします。

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ビットコインFXの運用を任されるものの、幾度となく暴落に巻き込まれ、証拠金をガッツリ減らすという失態を犯す。「コツコツドカンの巨匠」と揶揄されたことも。ビットコインの値動きが出にくくなったことから、為替のFXに転向することになった。再起できるかどうかが当面の課題。