何か良い投資法を見つけたということかな。
気になるところだけど、後ほど聞きましょう。
しかも一気に4頭。
では、いつものように町人から報告よろしくお願いします。
町人の報告、ワン株の運用成績と資産運用する新たな株式投資法
好調な銘柄を追加購入し下降気味の銘柄を損切りするなど、ワン株の整理をしました
まず株主優待目的で購入した『三菱マテリアル』ですが、ここ最近株価が上がってきています。
いよいよ待ちに待った株主優待が受けられるので楽しみです。
もちろんそれまで売りませんが、株主優待の権利付最終日が近付いてるからか、株価が上がってきています。
それにしても好調な理由とかは何かあるの?株主優待の権利月というだけ?
なので、調子の良い銘柄に乗っかろうと、先日1株追加購入しました。
ただ、いろいろな投資法を勉強してきましたが、まだまだ知識はないですし、どの銘柄を購入していけば良いのか正直よく分かっていません。
だから、まずは自分の保有しているものの中で調子の良いものなら間違いないのではと思って追加したわけです。
でもあれっ!?
『ヴィレッジヴァンガード』って確か、株価が暴落してなかった?
ただ、この『ヴィレッジヴァンガード』は、毎年11月の株主優待の権利付最終日の何か月か前から、必ず株価が上がっていたんですよ。
でも、こちらは1株で株主優待を受けられる『三菱マテリアル』とは違って、100株以上保有が条件なので、「株主優待狙い撃ち投資」を実践しようと思っています。
楽しみにしています。
一番の理由は『ヴィレッジヴァンガード』とかを追加購入するためでしたが…。
どちらもマイナスだったので、今のうちに損切りしました。
ただ、こちらもセカンダリー投資の実践で購入した『ピーバンドットコム』や『オロ』、『Game With』は、現時点ではマイナスですけど保有しています。
何か良いデータであれば株価が回復するまで保有し続けますし、悪いデータが見つかったらすぐに教えてください。
町人が王国の資金を運用する新たな株式投資法、システムトレードとは
ただ、王国の財政を立て直すために予算を頂いて運用していくわけなので、もっと勉強しようと思って会議の後に課題図書以外の本も読んだんです。
で、まずはその本で見つけた方法で銘柄を選ぶのが良いのかなぁと思ったわけです。
JACKさんといえば、資産運用を始める前に読むと良いおすすめ本と王様から紹介していただきましたけど…同じ本でしたっけ?
ただその時タイトルだけ紹介した『0円から2億円を稼いだJACKさんのお金の増やし方入門』を、町人は読んでくれたのかぁ。
今までいろいろな本を読んできましたけど、自分にとっては少し難しくて読みにくいものが多いなか、JACKさんの本は初心者でも本当に分かりやすいです。
で、肝心の投資法ということなんだけど…。
まずはJACKさんの本を参考にして購入しようと思います。
基礎情報 | 時価総額や取引所など |
---|---|
業績実績 | 経常利益、ROE、ROA、PERなど |
業績予想 | 売上高(予想)など |
資本・負債 | 総資産、純資産など |
その中でもとくに重要な条件は何?
まず一つ目は暴落時の逆張り投資法です。
株価は悪い材料が出たらすぐに下落するけど、倒産する企業でないかぎりいつまでも下がり続けることはないので、その反発を狙う手法になります。
その銘柄を検索するために重要な設定条件は、移動平均かい離率です。
ちなみに移動平均は、直近の一定期間の終値の平均です。
いろいろと分からないことも多いし。
と勉強会についてはひとまず置いといて、その移動平均のかい離率を見ると…。
テクニカルの中に、対5日、対25日移動平均かい離率がありますが、そこに対5日移動平均かい離率はマイナス10%以下、対25日がマイナス25%以下を入力して銘柄を絞ります。
ただし、日経平均株価が前日比3%以上下落した日にかぎります。
ということは、日経平均株価が上昇したり、少ししか下落しなかったら買わないと。
たとえば画像には該当銘柄数4と表示されてるけど、毎日当てはまった条件の銘柄を買うわけではないんですね。
なので、暴落時の逆張り投資法は、日経平均株価が前日から3%以上下落するかどうかをまずは確認しましょう。
そしてその翌営業日に該当銘柄を成行注文します。
ただ、日経平均株価が3%以上下落という条件があるので、ひたすら下落する日を待つ投資法ではあります。
・日経平均株価が前日比3%以上下落した日の翌営業日限定
・対5日移動平均かい離率はマイナス10%以下、対25日がマイナス25%以下の銘柄を買う
・購入は成行注文
・購入日から7日以上経過するか含み益が10%出た場合、その翌営業日に売却
・売却も成行注文で
その225銘柄の中で、終値が前日より5%以上下落した銘柄を狙います。
・日経平均株価の対象となる東証一部上場企業の225銘柄のうち、終値が前日より5%以上下落した銘柄を買う
・翌営業日に、下落した終値からさらに3%低いところに指値買い注文を入れる
(例)
株価10,000円→10%下落→終値は9,000円
翌営業日に、前日終値の9,000円からさらに3%低いところ、
9,000円-270円(3%)=8,730円
8,730円で指値買い注文を入れる。
指値のため、前日終値から株価が上がってしまったりなど、購入できない可能性もあるので注意してください。
・購入日から7日以上経過するか含み益が5%以上出た場合、その翌営業日に売却
・売却は必ず成行注文で
では3つ目の、信用取引を利用した日経平均の空売りデイトレード戦術を紹介します。
【町人のSolution room】信用取引や空売り、株価が下落しても収益が得られるのはどうしてかを簡単に説明します
信用取引とは、証券会社に一定の保証金を預けて、お金や株式を借りて行う取り引きのことです。
そして空売りは、まだ持っていない株を先に売って、あとで買い戻すことを言います。
信用取引は、証券会社によって若干異なりますが、保証金の約3倍前後の金額の株式取引が可能です。
なので、手持ち資金よりも大きな金額を動かせるメリットがあります。
ちなみにSBI証券は保証金の3倍、マネックス証券や楽天証券は約3.3倍の取り引きが可能です。
さらに、通常の現物取引ではできない空売り、売りから取り引きが始められるため、株価が下落傾向にあっても収益を得られる可能性があります。
ただし、損失も通常の取り引きより大きくなるわけなので、信用取引はハイリスクハイリターンの投資ということは理解しておく必要があります。
通常の現物取引で株を買った場合 |
---|
株価が上昇すれば収益を得る。逆に株価が下落すれば損失を被る。 |
信用取引でも、買いから先に取り引きする場合は、通常の現物取引と何も変わりません。
手持ちの資金よりも大きな金額で購入できるというだけで、収益を得るには株価の上昇が不可欠です。
では空売り、先に売って後で買う場合はどうでしょうか。
信用取引で売りから始めた場合 |
---|
株価が下落すれば収益を得る。逆に株価が上昇すれば損失を被る。 |
このように、先ほどの現物取引や信用取引の買いから始めた場合とは真逆で、株価の下落が収益の得られる条件となります。
分かりやすくなるように、実際に掛かる手数料や決済までの期間などは省き、売りから始めてなぜ利益が得られるのかという仕組みについてのみ説明します。
例えば株価10,000円の銘柄がありました。
手持ちの資金100万円を使って信用売りから始める場合、まずは100株分を借りてそれを売却します。
しばらく経って株価が5,000円になったので、今度は売却した100株分を買い戻します。
買い戻しに必要な資金は100株分で50万円となります。
通常の取り引きと売る買うの順番が逆なので混乱してしまうかもしれませんが、現物取引の50万円で買って100万円で売るのと同じことなので、信用売りの場合、株価が下落しても50万円の収益を得られるというわけです。
取り引きの幅も広がりますし、FXほどではありませんが3倍近くのレバレッジを掛けて取り引きもできます。
ただ信用取引を始めるには、新たに信用取引用口座を開設しなければなりません。
ただ信用取引口座には審査があって、結果によっては開設できない可能性があるということですけど、それはしっかり確認しておきます。
分かりました。
審査の件は確認してもらって、口座開設の申し込みをよろしくです。
ところで最後の信用取引の投資法って売買ルール聞いたっけ?
空売りデイトレード戦術は、暴落時の逆張り投資法とは異なり、株価が暴騰した銘柄を狙います。
それは暴騰した銘柄は翌日値を下げることが多いためで、空売りして狙い撃とうというものです。
・投資対象は日経平均株価の225銘柄
・終値と25日移動平均線のかい離率が10%以上、かつ終値が前日終値と比べて3%以上上がった銘柄を翌営業日に信用売りする
・売り注文は終値の1.5%高いところに指値で
(例)終値が5,000円だった場合、その翌営業日に指値5,075円で売り注文を行う。
・無事に信用売りできたら、当日の引けに成行で買い戻す
この戦術の勝率はどうなの?
繰り返しにはなりますが、売買ルールがはっきりしているので、感情に左右されませんし、日経平均株価の225の銘柄だけ気にすれば良い投資法なので、自分としてもやりやすいのかなと思っています。
ではその分の資金を町人に託しましょう。
ただ、この投資法とは別に、僕の保有している『ヴィレッジヴァンガード』が今後株価のが上昇が見込めるので、単元で100株購入したいのですが…。
もちろん資金は増やしてほしいけど、投資法も含めて、資金のやりくりはすべて任せるから。
⇒町人が購入した単元未満株や超簡単にできた口座開設など、これまでの資産運用の記録はこちら
家来の報告、IPO銘柄で注意したいロックアップと低位株投資の候補銘柄
目論見書に書いてあるロックアップがとくに重要な理由とは
IPOって上場日とか上場されて数日間のうちに売却して利益を得る人が多いんじゃなかった?
なので、そのような大株主がすぐに売れないように、ロックアップの期間を設定しているというわけです。
IPOで募集される銘柄は、すべてロックアップの設定があるんですか?
ただ本によると、すべてではないようです。
王様のおっしゃる通り、目論見書に記載があります。
例えば目論見書の目次には「売出要項、募集または売出しに関する特別記載事項」のように書かれています。
ロックアップの文字がないので分かりにくいですが、そのページを確認すると「ロックアップについて」と表示があるのですぐに見つけられると思います。
目論見書には以下のように書かれていて、何日間売却できないということが分かります。
そのなかでも90日、約3か月間の設定が多いようです。
ただそれについては、後ほどすぐに説明しますので、話を先に進めます。
次に重要なチェック項目は大株主についてで、この情報も目論見書で確認できます。
(例)新規上場される予定のZ社の目論見書
氏名または名称 | 住所 | 所有株式数(株) | 株式総数に対する所有株式数の割合(%) |
---|---|---|---|
A氏 | ○○県○○市 | 1,000,000 | 18.5% |
B株式会社 | ○○県○○市 | 800,000 | 14.8% |
C氏 | ○○府○○区 | 500,000 | 9.3% |
D株式会社 | ○○県○○市 | 100,000 | 1.9% |
・ ・ ・(以下続く) |
このVCが大量に株を保有している場合は注意する必要があるとのことです。
なぜならVCの企業はロックアップ期間が外れたら確実に売却してきますので。
たしかにVCの企業は、未公開株に投資してそれを売却することで利益を得るのが仕事だからね。
期間が外れたらすぐに売却するのは当然か。
ということは、D株式会社はロックアップ期間に関係なく売却できるので、どのような会社なのかを確認する必要があるわけです。
ただロックアップの設定にかかわらず、会社役員や提携している関連会社、取引関係者などは基本的に売却しません。
また、先ほど目論見書の例で、承諾があれば売却可能という話をしましたが、その際には情報開示が必要なのと信用問題もあるため、まず売却されないと思っていて大丈夫です。
なので、まずはVCのような短期間ですぐに売却する企業が株主にいるのかどうか、そしてロックアップ契約から外れていないかを確認しておきましょう。
ただ、ロックアップ期間が外れる条件もあるから注意が必要だったね。
【家来のMore detail room】ロックアップ期間が外れる条件、「発行価格または売出価格の○倍以上」の記載について説明いたします
例えば売出価格(募集価格)を分かりやすく1株1,500円として説明します。
目論見書には、売出価格の1.5倍以上の売却は除くと書かれているので、株価が2,250円以上になればロックアップ期間に関係なく売却できるということです。
正確に言うと、前回勉強した板の気配値が2,250円以上になれば売却注文は出せます。
なので、上場初日の初値が付く前であっても、気配値が1.5倍以上になっていれば売却注文は出せるので、約定すれば一気に株価が暴落することは考えられます。
ほとんどは1.5倍以上ですが、2倍の設定やそもそも株価上昇のロックアップ解除条項がない企業もあるそうです。
ちなみに、いまロックアップ期間が外れました!のような報告や連絡はないので、出来高であったり、株価の動きを見て判断するしかありません。
最近新規上場されているIPO銘柄は、売出価格よりもかなり高く初値をつけるケースが多いので、上場日にロックアップ期間が外れている可能性が高いのではないでしょうか。
90日だ、180日だと設定されているけど、実際はすぐにロックアップ期間が外れているかもしれないわけか。
またこの本に記載されていて、ロックアップ期間が外れたのが分かりやすい銘柄も紹介します。
週足なので分かりにくいですが、上場されて3か月過ぎた矢印のところで株価が下がっているのが分かると思います。
この銘柄はその後4,000円前後まで上がっていますけど、そのとき損切りしていればかなりの損失となったかもしれません。
- ロックアップ期間
- ロックアップから外れている大株主
- ベンチャーキャピタルのような短期間で売買してくるような大株主
王国の資金で家来は低位株を運用する予定、その候補銘柄とは
前回の戦略会議で時価総額が小さい企業が狙い目だと勉強したので、まずは時価総額100億円以下の企業に絞ってみました。
すると、ジャスダックは258、マザーズは50、東証2部は145まで絞れました。
なので、銘柄数の少ないマザーズは全て、ジャスダックと東証2部は、株価の動きで気になった銘柄のみを、それぞれ四季報も確認して候補を選びました。
ただ、四季報は3か月に一度更新されるので、次の更新(2017年9月)を待って最終候補を挙げる予定です。
ただ、もう少しほかの銘柄も見てみたいですし、四季報情報の更新を待って、次回の戦略会議では5から10銘柄の候補を挙げようと思います。
では家来の資金も調達しておくので、低位株の資産運用はお任せします。
頑張りたいと思います。
ということで私の報告は以上となります。
王様の報告、ついにDMMバヌーシーで競走馬に出資しました
とはいえ、毎月のランニングコストは掛からないし、最初にお金を払っちゃったらあとはいくら回収できたかを追うだけで良いから検証しやすいしね。
だから俺としては、儲けようというよりも、『DMM.com』の新たな試みに敬意を表したい気持ちと、みんなで応援して盛り上がりたいという想いから出資を決めたんだ。
なので、一口馬主の収支報告は当然として、デビューが決まったらすぐに報告します。
二人ともよろしくお願いします。
俺はビットコインの売りどきにちょっと困っているんだけど、それを元手にビットコインFXをすぐにでも始められるように準備します。
あと、前回話したFX講座のスケジュールも決まったから、次回の戦略会議の前に集まってね。
⇒DMMバヌーシーって何?実際に競走馬に出資した王様が詳しく解説します