

まず国の金利って言うけど、その国のどこの金利なの?
国内でも銀行によって金利はさまざまだし。

ある国ではメガバンクの○○銀行は他より金利は低いけど○○銀行を基準としますって言って、また別の国では地方の△△銀行が基準です、だとよく分からないですし。


各国の中央銀行が決める金利を基準としていて、その金利のことを政策金利と言います。
なお、アメリカ合衆国は中央銀行がなくて、連邦準備制度理事会(FRG)が中央銀行に相当し、主要都市にある連邦準備銀行(FRB)を統括しています。
ちなみに連邦準備制度(FRS)とは、アメリカの中央銀行制度のことです。
この連邦準備制度理事会の議長は、世界経済への影響力が大きいので、議長の発言には注意しなければなりません。
なお現在(2017年10月)の議長はジャネット・イエレンです。


世界経済に影響力のあるような凄い人だったんですね。
だからニュースにもなるのか。

それについては、また後ほど経済指標の時に詳しく説明したいと思います。
で、ちょっと話を戻しまして、金利の差分でもらうとか支払うとは具体的にどういうことなのか…ですが。

なので詳しくお願いします。

例えばDMM.COM証券(DMM FX)でオーストラリアドル円の取引をした場合で、1万通貨のロングポジションを持ったとすると、2国間の金利差によって毎日24円貰え、逆にショートポジションだと証拠金から毎日24円支払わなければなりません。






通貨ペアABの取引をした場合、B国の通貨をA国の通貨に換えれば金利10%のA国の通貨を持っているわけです。
B国の金利は1%ですから、その金利差は9%です。
なので9%分を毎日受け取れるということです。


ただ先ほども話しましたが、ポジションに応じて受け取るまたは支払う金額は違ってきます。
ちなみにその受け取るまたは支払う金額をスワップポイントと言います。



ただ休み明けの日にまとめてとなりますが。

10万通貨で1日240円が毎日となると、スイングトレードのような長期保有だとスワップ金利だけでも結構な金額になりそうですね。

まだ国内でもレバレッジが250倍とか500倍でできた時もあったので、それこそ毎日の金利だけで大儲けしたなんて人もいたわけです。


あと、例えば強制ロスカットとかあまり詳しくないけど外貨預金感覚でFXをしていた人がとても多かったんですよ。
それがリーマンショックの時にドル円がいきなり暴落して、多くが強制ロスカットで即終了となってしまった。
なのでFXは怖いというイメージになったのも影響しているかもしれません。


あとはオーストラリアドル(豪ドル)やニュージーランドドル(キウイドル)とかです。







ニュージーランドの固有種で国鳥だそうです。
キーウィが正確な名前ですけど、キウィやキウイとも表記すると。


似てるからというのは違うみたいです…でも何となく似てますけど。

ちょっとFXの話から外れちゃったけどとても勉強になったよ。


では続けてFXの売りと買いにはそれぞれ2種類ずつあるということについて説明します。
スワップ金利とは国によって違う金利の差分をポジションに応じてもらったり支払うというものです。