※写真はクラブ公式より(全ての写真、コメント転載の掲載許可いただいてます)
目次
- 血統図:シングルアップ(Single Up)
- 出資理由:ノーザンファーム清水氏おすすめのムキムキタイプ!
- シングルアップ・過去の成績一覧
- 累計収支と回収率
- 近況など(更新順)
- 2019/7/28(日)小倉11R 佐世保ステークス〔芝1,200m・17頭〕13着[8人気]
- 2019/5/19(日)京都10R 鳳雛ステークス〔D1,800m・8頭〕8着[8人気]
- 2019/5/5(日)京都10R 橘ステークス〔芝1,400m・16頭〕14着[11人気]
- 2019/3/16(土)中京11R ファルコンステークス(GⅢ)〔芝1,400m・15頭〕10着[10人気]
- 2019/2/23(土)阪神10R マーガレットステークス〔芝1,200m・6頭〕3着[3人気]
- 11/28日(水)園田10R 兵庫ジュニアグランプリ(JpnⅡ)〔D1,400m・12頭〕7着[4人気]
- 2018/11/3(土)東京11R 京王杯2歳ステークス(GⅡ)〔芝1,400m・8頭〕7着[4人気](王国メンバーの京王杯2歳S観戦記)
- 2018/9/2(日)小倉11R 小倉2歳ステークス(GⅢ)〔芝1,200m・14頭〕6着[1人気]
- 2018/8/11(土)小倉8R フェニックス賞〔芝1,200m・7頭〕優勝[1人気]
- 2018/6/3:出資時の目論見通り、早期新馬戦を圧勝デビュー!
- 関連リンク
血統図:シングルアップ(Single Up)
キンシャサノキセキ | フジキセキ | サンデーサイレンス |
ミルレーサー | ||
ケルトシャーン | プレズントコロニー | |
フェザーヒル | ||
ラフアップ | クロフネ | フレンチデピュティ |
ブルーアヴェニュー | ||
フレンドレイ | デインヒル | |
マーチンミユキ |
- 所属:シルクホースクラブ
- 関西 寺島良 厩舎 生産:坂東牧場
- 2016-01-27生(母12歳時産)・鹿毛
- 募集総額:1,600万円 出資額:64,000円(2/500口)
- 馬名の由来:出港準備(航海用語)。母名より連想
- 募集時カタログPDFはこちら
- 出資者:王様
出資理由:ノーザンファーム清水氏おすすめのムキムキタイプ!
家来の馬体診断 | 58点 |
---|


顔が大きいですし、骨太な感じですよね。
※募集時カタログ写真(公式より)

この馬は珍しく馬体で選んだんだよ。


いや、確かに去年までの俺は馬体なんて全然見てなくて、気になる血統などのバックボーンというかストーリー重視で出資を決めていたんだけど、シングルアップはノーザンファームの人が馬体的にオススメって言ってたの(笑)。


そりゃ乗っかってみようと思うじゃん!



参加者が各自一押し馬を紹介するというコーナーがあって、そこでシルクの社長は王国出資馬である姉のスターヴォヤージより断然ターシャズスターの16がおすすめって言ってたという話を以前したんだよね。
そのときノーザンファームの清水さんという人がおすすめしていたのがシングルアップだったんだ。


そのとき言われていたのが、測尺値の胸囲と管囲に注目しましょうということで。


人を乗せるときに鞍をつけて腹帯を締めてるじゃん?あのあたりと考えてもらえば。

※新馬戦出走時。写真はクラブ公式より


で、管囲は前脚のヒザ下から繋にかけての部分。
主に骨と靭帯でできていて、屈腱炎などを発症する部位らしい。


シルクの募集が行われる1歳の夏時点で胸囲が180cm以上、そして管囲が20cm以上ある馬が良いという話だったんだけど、ちゃんと根拠があってね。
胸囲は心臓の大きさに比例するし、管囲は脚元の丈夫さと相関関係があるっぽいという話だった。
それで、どちらもクリアしていて早期から活躍が見込めそうだということでおすすめだったのがこのシングルアップだったんだよ。

家来もずんぐりと表現してましたが、僕にはちょっとデブに見えるくらいです。
あと、パクがない(笑)。




ちょっと確認してきたんですが、私のシルク募集馬ドラフトでベスト16に残っている馬ですね。
…なんか、すごく良く見えてきましたよ(笑)。

最近家来の基準も実はテキトーなんじゃないかと思えてきましたよ(苦笑)。

時系列はずれるんだけど、マル外のフォートワズワースと同じ枠といえばいいのかな。
シングルアップ・過去の成績一覧
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日付 /レース |
レース名(格) /距離(状態) |
頭数・人気 /着順 |
タイム(着差) /3F・馬体重(増減) |
騎手 /斤量 |
---|---|---|---|---|
2019/5/19 京都10R |
佐世保S(3勝クラス) 芝1,200m(良) |
17頭・8人気 11着 |
1:08.4(0.9) 34.9秒・524(+2) |
松山弘平 56kg |
2019/5/19 京都10R |
鳳雛S(L) ダ1,800m(良) |
8頭・8人気 8着 |
1:56.3(3.2) 39.5秒・522(-2) |
藤井勘一郎 56kg |
2019/5/5 京都10R |
橘S(L) 芝1,400m(良) |
16頭・11人気 14着 |
1:21.9(1.2) 34.5秒・524(-12) |
松山 57kg |
2019/3/16 中京11R |
中スポ賞ファルコンS(G3) 芝1,400m(良) |
15頭・10人気 10着 |
1:22.3(1.4) 36.0秒・536(-6) |
中谷雄太 56kg |
2019/2/23 阪神10R |
マーガレットS(L) 芝1,200m(良) |
6頭・3人気 3着 |
1.09.6(0.5) 34.5秒・542(+17) |
松山 57kg |
2018/11/28 園田11R |
兵庫ジュニアグランプ(G2) ダ1,400m(良) |
12頭・4人気 7着 |
1.31.6(3.0) 41.2秒・525(-3) |
モレイラ 55kg |
2018/11/3 東京11R |
京王杯2歳S(G2) 芝1,400m(良) |
8頭・4人気 7着 |
1.25.7(1.0) 33.9秒・528(+4) |
松山 55kg |
2018/9/2 小倉11R |
小倉2歳S(G3) 芝1,200m(良) |
14頭・1人気 6着 |
1.09.3(0.4) 35.6秒・524(-8) |
松山 54kg |
2018/8/11 小倉8R |
フェニックス賞(OP) 芝1,200m(良) |
7頭・1人気 1着 |
1.08.4(-0.2) 35.1秒・532(+14) |
松山 54kg |
2018/6/3 阪神5R |
2歳新馬 芝1,400m(良) |
10頭・4人気 1着 |
1.21.8(-0.3) 35.1秒・518 |
松山 54kg |
累計収支と回収率
出資額は毎月の維持出資金を含めた全ての金額を記載、配当額は進上金、クラブ手数料、源泉所得税、消費税など全ての経費を引いた”手取り額”を記載して、本当の収支を明らかにします(2019年6月分まで)。
※スマホでご覧の方は横スクロールできます。
日付 | 出資金額 | 分配金額 | 収支 |
---|---|---|---|
2018年12月まで | 91,634円 | 71,439円 | -20,195円 |
2019年1月 | 2,232円 | 60円 | -2,172円 |
2019年2月 | 1,456円 | 13,432円 | 11,976円 |
2019年3月 | 3,270円 | 20,532円 | 17,262円 |
2019年4月 | 1,396円 | 0円 | -1,396円 |
2019年5月 | 3,388円 | 6,194円 | 2,806円 |
2019年6月 | 2,112円 | 0円 | -2,112円 |
合計 | 105,488円 | 111,657円 | 6,169円 |
回収率 | 105.85% |
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近況など(更新順)
2019/7/28(日)小倉11R 佐世保ステークス〔芝1,200m・17頭〕13着[8人気]
松山弘平騎手
「以前は返し馬を行った際、なかなか制御が利かずに止まってくれませんでしたが、今回はコントロールが利く様になり、普通に返し馬を行うことが出来ました。スタートが決まれば好位でレースをしようと考えていましたが、ゲートを五分に出たものの、流れに乗っていくことが出来ず、後方まで下がってしまいました。二の脚はそこまで速い方ではありませんが、開幕週の馬場でスピード競馬となると余計について行くので精一杯でした。
勝ち馬と同じ位置にいましたが、瞬発力勝負だと分が悪かったですね。今のシングルアップの持ち味を活かすのであれば、1,400mから1,600mぐらいの距離で、好位で長く脚を使うような競馬が理想だと思います。気性が大人になってきましたし、高い素質を持っている馬なので、条件さえ嵌ればもっとやれて良いと思います」
寺島良調教師:
「実績のある小倉で変わり身を期待しましたが、全くついて行けなかったですね。小脚が使えないので、頭数が揃ってペースが速くなると、どうしても追走で一杯になってしまいますから、現状はもう少し距離がある方が良いかもしれません。ジョッキーが言っていたように、折り合いが付くようになった今なら、もう少し距離を延ばしても問題ないと思います。今後についてはトレセンに戻ってから検討したいと思いますが、夏場はあまり良い番組がありませんし、無理せず秋に備える方向で考えています」
レース翌週、寺島良調教師:
「先日は思うようなレースが出来ず申し訳ありませんでした。トレセンに戻って状態を確認いたしましたが、目立った疲れはなく体調も問題ありませんでした。この後は一旦牧場へお戻しさせていただき、秋に備える予定ですが、今回の放牧期間中に障害練習を取り入れてもらう予定です。コントロールだけではなく、体の使い方など一から鍛え直してもらい、少しでもレースに活かせられるようになればと思っています」
2019/5/19(日)京都10R 鳳雛ステークス〔D1,800m・8頭〕8着[8人気]
藤井勘一郎騎手
「初めての距離でもありましたので、最初は無理せず脚を溜めながら追走しました。道中は前進気勢がありながらも折り合いはついていましたし、脚は十分溜め切れたかなと思っていました。ただ、3コーナー手前あたりでペースが上がると徐々についていけなくなり、苦しくなったことで完全に気持ちが切れてしまいました。
ダートの走りっぷりは悪くなかったですし、砂を被っても怯むところも見せませんでした。
キンシャサノキセキの産駒でもありますし、変に折り合いをつけるよりは、1,400mぐらいの距離で前々で気持ちを乗せながらレースをさせる方が良いかもしれません」
寺島良調教師:
「前走あたりから競馬に行くまで我慢が利く様になってきたので、今回はリップネットを外し、パシュファイアーだけ着用しました。念のために先出しを行いましたが、返し馬はゆったり入っていけましたし、競馬に行くまでの過程が良くなってきましたね。1,800mに距離が延びるので、ジョッキーには馬の気持ちを損なわない程度に脚を溜めながらレースを運ぶように伝えていましたが、流れが速くなるところまでは理想通りの競馬が出来たと思います。
ただ、ペースが速くなったところでついて行けなくなってしまったのは距離が原因でしょう。
ダートの走り自体は問題なかったですし、スタートも徐々に上手くなってきましたので、今後はダート1,400mぐらいの距離に出走させていきたいと思います。
この後は一旦牧場へ戻して、これまでの疲れを取る予定です」
2019/5/5(日)京都10R 橘ステークス〔芝1,400m・16頭〕14着[11人気]
松山弘平騎手:
「これまでになく良いスタートを切ってくれたので、4,5番手あたりを追走していきたかったのですが、スッと二の脚が付かない為に外の馬に前へ入られてしまい、段々と位置取りが悪くなってしまいました。ただ、道中は折り合いを欠くこともなく、良い手応えで勝負どころに差し掛かれたので、これなら終いは伸びてくれると思いましたが、前が開いているのも関わらず、スッと反応できないために他の馬に先に入られてしまいました。スムーズな競馬が出来ず申し訳ありませんでしたが、着順ほど負けていないですし、シングルアップなりに心身ともに成長しているだけに、スムーズにいけばもっと差のないレースが出来ると思います」
寺島良調教師:
「ゲートを出てからなかなか進んでくれないですね。松山騎手も先行させたいと思っているのでしょうが、どうしても位置取りが後ろになってしまいます。最後も伸びてはきているのですが、スパッと切れる感じではありませんから、出来れば連勝していた時のように前目の位置が欲しいですね。それと今日は直線で不利がありました。伸びているところでブレーキを掛けるような感じになってしまい、それがなければここまで着順が悪くはなかったでしょう。
まずはトレセンでの状態を確認してからになりますが、問題なければ5月25日の京都・葵ステークスが1つの目標になってくるでしょう」
寺島良調教師:
「トレセンに戻って状態を確認いたしましたが、大きなダメージはなく、体調も変わりありませんでした。レース直後は葵ステークスに向かうことを考えていましたが、芝の1,400mであれだけ追走に苦しんでいるのに、1,200mだと余計について行くだけで精いっぱいになるかもしれません。それなら条件を変えて今後の為に距離延長かつ、もう一度ダートを試してみる方が番組の視野も広がるので、5月19日の京都・鳳雛ステークスに向かいたいと思います」
2019/3/16(土)中京11R ファルコンステークス(GⅢ)〔芝1,400m・15頭〕10着[10人気]
中谷雄太騎手:
「スタート後は積極的に出して行きましたが、他の馬も速くてあの位置からの競馬になりました。
スタートしてすぐにぶつけられた時と3コーナーで、少しハミを取っていましたが、全体的に良いリズムで運ぶことが出来たと思います。直線では切れる脚がないので、スペースが空いてもスッと反応できませんでしたが、最後までよく頑張ってくれました。
外枠スタートから前目に付けて、直線でそのまま押し切るような競馬が出来れば理想ですね」
寺島良調教師:
「今回もパシュファイヤーと口籠を装着して、パドックと返し馬を行いましたが、この馬なりにまずまず落ち着いてレースに向かえましたね。スタート後に他の馬に入られてしまったものの、これまでに比べると良いスタートを切れたと思いますし、全体的に流れに乗って進められたと思います。
本来は前に付けて押し切る競馬が理想ですが、このクラスだと他馬も速いですし、そう上手くはいかなかったものの、最後まで止まらずによく頑張ってくれていると思います。
この後は続けて使ってきましたので、いったん牧場に戻して疲れを取ってもらう方向です」
2019/2/23(土)阪神10R マーガレットステークス〔芝1,200m・6頭〕3着[3人気]
松山弘平騎手:
「スタートは出ているものの、大型馬だけに小脚が使えず、スピードが乗るまでに時間が掛かってしまうので、後ろからの競馬になってしまいますね。道中は力むところがありましたが、人気馬を前に見て進められ、悪い形ではなかったと思います。
ジワジワと脚を伸ばすタイプなので、先行できればもっとこの馬の持ち味が活きると思いますが、直線は最後まで脚を使ってくれましたし、能力は示してくれたと思います」
寺島良調教師:
「ここ数戦はレース前から気負ってしまって、レースまでに体力を消耗してしまうことが続いていたので、パシュファイヤーと口籠を装着して、パドックと返し馬を行いました。パドックは落ち着いて周回できていましたし、返し馬は先出ししましたが、スムーズに入っていけましたね。
また馬体重は大きく増えていましたが、確かに休み明けの分もあるものの、ほとんどは成長分だったと思います。レースは後ろからの競馬になってしまいましたが、最後までジワジワと脚を伸ばして頑張ってくれましたね。松山騎手の言う通り、前目で進められるようになれば、もっと良い勝負が出来るようになるでしょう。
この後はトレセンに戻ってからの状態を見て、どうするか検討したいと思います」
11/28日(水)園田10R 兵庫ジュニアグランプリ(JpnⅡ)〔D1,400m・12頭〕7着[4人気]

1コーナー回るあたりでは首を上げて手綱を引っ張るような格好になっていましたね。

ダートもダメかぁ~と思ったんだけど、どうも敗因は別にあったみたいだね。
J.モレイラ騎手:「1コーナーで外から被せられてさらに内の馬と接触してから、馬がパニック状態になってしまいました。
砂を被るのが初めてでキックバックを嫌がっていましたし、タイトなコーナーへの対応もうまく出来ないまま走っていました。向こう正面では砂を被らない位置に出して押し上げようとしましたが、気持ちも体もすでに余裕を失ってしまっていて、反応してくれませんでした。
初めて乗せてもらいましたし、ダートも初めての経験ですから断定はできませんが、今日の感じからすると芝の方がいいように思います」寺島良調教師:「お腹のラインをスカッと見せて仕上がりは良かったと思います。
念のため今回も馬場には先出しをしましたが、地下馬道がないのでイレ込みも少なく返し馬は落ち着いて走ってくれたと思います。
やや出負け気味のスタートからモレイラ騎手がすぐにポジションを取りに行ってくれたものの、1コーナーの接触からリズムが悪くなってしまい、流れに乗れないまま終わってしまいましたね。
あまり器用なタイプではないですし、今日の内容からすると1ターンのコースの方が良さそうです。
それに、ダートへチャレンジしましたが鞍上が言うように芝の方がいいのかもしれません。いずれにしてもここまで休まず出走させていただきましたので年内の出走は止めて、いったんノーザンファームしがらきへ移動させたいと思います」


1コーナーで被せられ、さらに接触して馬はパニック、小回りコーナーもうまく対応できず、キックバックを嫌がり、最終的にダートの走りも良くなさそうっていうこれ以上ないくらいのひどいレースだったわけだよね(笑)。






2018/11/3(土)東京11R 京王杯2歳ステークス(GⅡ)〔芝1,400m・8頭〕7着[4人気](王国メンバーの京王杯2歳S観戦記)





おじゅうちょうさん
目指せ有馬記念 pic.twitter.com/XKsMLpwdxN— 金無和也 (@kannenashi) 2018年11月3日



予定通り有馬記念を目指すとのことで、障害帰りのスターがどんなレースを見せてくれるか本当に楽しみです。








武豊ジョッキーはこないだプリモシーンの秋華賞でも目の前で見たけど、やっぱりオーラがあるよなぁ。



そんな中、悠然と歩くシングルアップはかなり良い気配に見えたんですが…。




京王杯2歳Sは調教みたいなペース。操作性とコース取りの差でファンタジストが勝ったけど、どんなもんなのかは計りかねる一戦やった。ダノンファンタジーは、今回のメンバーでは力が違ったね。マイルまでなら問題ないって乗り方やったし、グランアレグリアが朝日杯FSに行くなら、阪神JFでも当然に有力。
— アンカツ(安藤勝己) (@andokatsumi) 2018年11月3日

瞬発力勝負が苦手な馬だからあんな後方にいてよーいドンになったら勝負になるわけないんだよな。
松山弘平騎手:「スタートはまずまずだったものの、大型馬ということもあってスッと行き脚がつきませんでした。
外枠だったらどこかで押し上げてもいけたのですが、外から蓋をされてしまっていたので、動くに動けませんでした。
ペースも緩くて行きたがるようなところもありましたし、展開的に一番向かない形になってしまいました」寺島良調教師:「スタート自体は悪くなかったものの、その後の二の脚が付かなくて、思ったよりも後ろからの競馬になってしまいました。
ジョッキーはどこかで上がって行きたかったようですが、ポケットに入ってしまったので、それも難しかったですね。
流れも落ち着いて瞬発力勝負になってしまい、この馬の力を発揮できませんでした。この後は栗東トレセンに戻ってからの状態を見て、どうするか検討させていただきたいと思います」

内にいて蓋をされてしまい動けなかったようですね。

寺島調教師:「瞬発力勝負になると分が悪くなるので、フェニックス賞を勝ち上がった時のように強気の競馬を心掛けてもらいたいと思っています」
松山騎手:「この馬の持ち味を活かせるように強気の競馬をしたいと思います」


でもこれだけ展開に左右されてしまうと、安定した走りは難しいのかも…。



とにかく負けるにしても馬がしっかり力を出してくれないと納得できないよ。

2018/9/2(日)小倉11R 小倉2歳ステークス(GⅢ)〔芝1,200m・14頭〕6着[1人気]

※写真はクラブ公式より


出遅れて最後方からのスタート、そこから促して先行集団まで取り付いたものの直線は伸びを欠き6着というレースでした。

そこから一気に押し上げていったものの、馬群の中で窮屈そうに走っていたよね。
松山弘平騎手「ゲートインした時は気合いが乗って臨戦態勢が整っていたのですが、ゲートを待たされたことで、フッと気が抜けてしまいました。ゲートを出ても自分から進んでいこうとしなかったですし、押っ付けていってもスピードが乗るまでかなり時間が掛かってしまいました。流れが遅かったので無理せずポジションを押し上げていくことが出来ましたが、今度はペースが遅すぎた為に動きたい時にスッと動いていくことが出来ませんでした。
跳びが大きく器用さがないだけに、前走のようにのびのび走らせてあげないと力を発揮できませんし、今回は揉まれ弱いところも見られました。この馬のリズムで競馬が出来なかったことに尽きます。この馬の力を引き出すのであれば、1,400mぐらいの距離で広いコースの方がより持ち味を活かせそうです。
1番人気の支持を受けていたにもかかわらず、いい結果を残せず申し訳ありませんでした」寺島良調教師「前走と同様に長距離輸送は全く堪えなかったですし、ひと叩きしたことで馬体が絞れ、張り・艶は更に良くなっていましたね。
返し馬では前に馬がいると追いかけてしまうことから、先出を行いましたが、リラックスした様子で走っていました。ハナにはこだわらずに、リズムよく競馬をしてほしいと指示を出していましたが、今回のレースに限っては横の馬が暴れてしまったことで、ゲートを待たされたのがすべてだと思います。こればかりは競馬なので、運がなかったということなのでしょうが、状態が良かっただけに残念な結果になってしまいました。
ジョッキーの話では、小回りコースより広い競馬場で、距離ももう少しある方が良いと言っていましたので、それを踏まえて次走の予定を検討させていただきます。トレセンに戻って状態を確認したあとは夏場の疲れを取る為にリフレッシュ放牧に出す予定です」



これはもう逃げるか揉まれない好意で早め押し切りしかないんじゃないか?

力を発揮できる展開に注文がつくタイプですね。

力負けじゃないですよ。

2018/8/11(土)小倉8R フェニックス賞〔芝1,200m・7頭〕優勝[1人気]

※写真はクラブ公式より


いや、ホッとしたといったほうがいいかな(笑)。
松山弘平騎手「2,3番手あたりでスムーズな競馬をしようと心掛けていましたが、ゲートは前走よりスムーズに出てくれましたし、スピードの違いでスッと先行することが出来ました。外の2頭がそこまで速くなく、無理に下げて包まれてしまうのだけは避けたかったので、こちらから動いてハナに立っていきました。道中もムキになることなくリズムよく走ってくれましたよ。最後の直線で追い出しにかかると、久々の影響から少しモタモタしていましたが、それでも力の違いで勝ってくれました。次はもっと動けるようになるでしょう」
寺島良調教師「トレセンを出発する前は前走時と同じぐらいの馬体重だったのですが、小倉までの輸送がありながらもプラス体重になっているのですから、それだけタフな馬なのでしょう。今回は装鞍所から馬っ気が強かったので、パドックで先頭を周回させてもらいましたが、トレセンでの運動時と同じように大人しく歩いてくれました。返し馬もゆったり入っていくことが出来ましたし、ゲートも一度レースを経験したことで駐立は問題なく、出の反応も良くなっていました。最後まで安心して見ることが出来ましたし、8分程度の仕上げでこれだけ強い競馬をしてくれたのですから、次はもっといいパフォーマンスを見せてくれそうですね。
トレセンに戻って状態を確認して、体調等変わりなければ、予定通り9月2日の小倉2歳ステークスに向かいたいと考えています」


さすがに8分の仕上げで出してるとは思わなかったけど(笑)。


特に近年は小倉デビュー組よりも他場で勝ち上がった馬たちが強いという傾向もあるからね。





2018/6/3:出資時の目論見通り、早期新馬戦を圧勝デビュー!

※写真はクラブ公式より




写真はクラブ公式より
松山弘平騎手「調教ではコーナーで膨れてしまうところがあったので心配していましたが、リングバミに替えたことでスムーズに立ち回ることが出来ましたし、追い出しにかかると反応良く伸びてくれました。スタートはまだ分かっていない感じでモッサリと出てしまいましたが、経験を積んでいけばしっかり出てくれるようになるでしょう。
調教の感じから実戦でも良い競馬をしてくれると思っていましたが、考えていた通り力を出してくれました。距離はこれぐらいが丁度良いと思いますし、パワーがあるので芝・ダートどちらでも対応してくれそうです」寺島良調教師「先日はありがとうございました。初戦からやれるだけの手応えは感じていましたが、こちらが思っていた以上の強さでデビュー戦を勝利してくれました。
追い切りの際、外に張るところがあったことから、リングバミに替えましたが、その効果もあってスムーズにコーナーを回ってくれました。ゲートの出は初戦とあってまだ分かっていないような感じでしたが、経験とともに改善されていくでしょう。まだ緩さがあってこれだけのパフォーマンスを見せてくれるのですから、これからの成長がかなり楽しみですね。
この後はトレセンに戻って馬の状態を確認したうえで決めようと思っていますが、入厩からここまで進めてきたこともありますので、これまでの疲れを取る為に放牧に出す方向で考えています」




寺島良調教師「トレセンに戻って状態を確認しましたが、疲れた様子は見られませんし、飼い葉も残さず食べてくれました。このまま続戦させても良いぐらい元気いっぱいですが、入厩してからここまで進めてきたこともありますので、これまでの疲れを取る為にリフレッシュ放牧に出させていただきます。放牧先でも状態が変わりないようであれば夏競馬を目標に調整してもらおうと思います。
返し馬を見ていても走りだすと気持ちを前面に出すことから、距離を延ばしていくというよりは、この馬の持ち味を損なわないように短距離を主体に出走させていく方が良いでしょう。
夏場のプランとしては、8月11日の小倉・フェニックス賞で復帰させ、9月2日の小倉2歳ステークスに挑戦したいと考えています。
6日にノーザンファームしがらきへ放牧に出させていただきました」

これは楽しみ。
