目次
トレードスタイルは取引期間によって3つのスタイルがあります
ではまず表で簡単に説明していきましょう。
トレードスタイル | 取引時間 | 手法と特徴 |
---|---|---|
スキャルピング | 短期 | 「スキャル」と呼ばれることもあり、1pips(ピップス)以上の利益が出たら利益確定をし、その売買を何度も繰り返す手法。
1取引が1分以内に完結する場合もある。 |
デイトレード | 中期 | 一般的には「デイトレ」と呼ばれ、1日から数日単位で取引する手法。 |
スイングトレード | 長期 | 数週間以上で取引をする手法だが、明確な定義はない。
分足ではなく日足以上を目安にトレードが行われる。 長期保有なので、一時的な逆行に耐えられる資金力が必要となる。 |
結局は自分に合う合わないスタイルがあると思います。
取引時間やトレード手法もそうですし、いろいろ試してみてからでないと何とも…。
以前エントリーしてから3秒以内で利益を確定したなんてこともありますし。
1pips(ピップス)以上の利益が確定した瞬間で対応しないといけないんでしょ。
集中力がかなり要りそうだよ。
取引枚数によって利益の大小は変わってきますけど、言ってしまえば100円でも利益が出たら決済をしてしまうというのがスキャルピングですから。
それを1日100回とか何度も取引して1日の利益を積み重ねていくので、基本はチャートに張り付いている専業の人しかやらない手法です。
それではなおさら仕事の休憩時間とか合間でという人にはできないですよ。
株取引でも迷っているうちに株価が動いてしまって売買のタイミングを失った、なんてことは何度もあるので。
FXでは町人に合ってるトレードスタイルかもしれませんから。
習うより慣れよだから。
挑戦してみます。
短期トレード、スキャルピングとはどのような手法か
なので、場合によっては1分以内、3秒のように数秒でも1つの取引が終わります。
ただその設定はポジションを持った時の値ではなく、現在の値での設定となるので注意してください。
町人が1ドル100円の時にロングで何万通貨か持って、「100円5銭以上で利益を確定して99円98銭でロスカットしたいなぁ」と思っていたとします。
でもその時のレートが100円3銭だった場合、4pips以上だから99円98銭のロスカットの設定はできますが、利益確定のラインは100円7銭以上でないと設定できないわけです。
逆に99円99銭に下がっていたら、ロスカットは99円95銭以下、利益確定ラインは100円3銭以上だから、利益確定の方だけ希望通りの設定ができるのか。
ただ99円99銭以下と100円1銭以上で確定するというような本当に細かい1銭2銭の幅ではできませんが、最低の幅以上以下であれば設定可能です。
レートは動いてますし、設定するのであればトレードごととなります。
中期トレード、デイトレードはレバレッジをコントロールすることで不安を解消
デイトレードは中期トレードで、定義はあいまいなんですが、1日から数日単位で取引するものです。
でも何となく1日で取引を完結させるというのがデイトレードのイメージでしたけど、数日単位でもそうなのか。
完全な定義はないですが、1週間であればデイトレードと言っていいです。
ところでFXの場合は通常レバレッジをかけて何万通貨の取引を行うわけだから、1日で100から200pips動くって聞いたポンドなら当然だけど、レートのわずかな動きでもかなりの利益や損失が出る可能性があるよね。
それなのに1週間とかで取引して大丈夫?
怖くないの?
25倍のレバレッジを掛けていれば、それだけ負担も25倍掛かっているとも言えるので。
ビットコインでそれはよく分かったよ。
売り時に迷っていて結局持ち続けている状態なんだけど、1万2万の利益を出すのに凄く時間が掛かるわけ。
それでレバレッジ1倍の運用では…ということで、ビットコインFXを考えたんだ。
ビットコインFXもFXと同じと思って良いんだよね。
⇒王様がビットコインFXについて報告した戦略会議はこちら
王様が保有するビットコインとFXの違い、強制ロスカットって何?
ビットコインの場合、追証が発生しませんから、値動きが激しくても安心なんです。
例えば1ビットコイン40万円で購入したとして、それが30万円になったとしてもそれはあくまで含み損で、また値段が上がるのを待って持ち続けることができるんです。
FXの場合、マイナスとなってしまったら基本的には強制ロスカットといって証拠金が残るような状態で決済されてしまいます。
ただ、強制ロスカットが間に合わないくらい激しくレートが動いた場合はそれ以上に損をしてしまいます。
その時にレバレッジを大きく掛けていた、それが最大25倍だったら…。
FX初心者の俺たちは、まずは安全を重視して取引していこう。
長期トレード、スイングトレードに重要なのは資金力と分析力
スイングトレードもデイトレード同様に明確な定義はありませんが、数週間以上のような長期で保有する手法のことを言います。
株の場合はスイングトレードの方が多いかもしれません。
ちょっとレートが動いたからといって冷や冷やしているようでは、長期のトレードはできません。
もちろん短期でも分析は大事だとは思いますけど、長期だとそれ以上にレートの動きを予想しないといけないような。
人それぞれですが、チャートの見方もスキャルピングやデイトレードだと分足なのに対して、スイングトレードだと日足や1時間足のような大きめの時間足というように変わってきます。
ただチャートの見方に関してはまた詳しく説明したいと思います。
レバレッジのコントロールも大切です。
とくにデイトレードやスイングトレードはレバレッジのコントロールも重要と。
FXを始める際の必要資金の目安とは、億トレーダーが国内の口座開設ができない場合もあるってどういうこと?
実際にFXを始めようと思っても、どれくらい必要なんだろうってよく分からないし。
資金が多くあるのに越したことはないというのは分かるけど。
例えば狙いたい利益によっても違うわけです。
国内と海外の口座の違いでも話しましたが、レバレッジや証拠金など違いますから。
ただ大まかに言うと、国内であれば最低でも100から300万円は欲しいところです。
私は専業ではないですが…。
専業だったら資金も豊富そうですし、別に海外にこだわらなくても…と思いますが。
それはどうして?
で、その証券会社の利益はどこから出るかと言うと、スプレッドとトレードした人の損益です。
つまり、100万円を入金してトレードした人が200万円になったので出金するとなった場合、その100万円の利益は証券会社の損失だということです。
例えばリーマンショックのような多くのトレーダーがマイナスだった時は、一夜で何十億円の利益をたたき出した証券会社もありますよ。
その時は証券会社で働く人は盛り上がったんだろうなぁ。
だから、逆にあまりにも勝たれてしまったら証券会社が持たなくなってしまうので、口座開設できないようにしているわけです。
ただ開設できないのは何億円も稼ぐような、いわゆる億トレーダーくらいですけど。
大体の必要資金の目安だけでなくて、補足の話もとても面白かったよ。
他に質問は…ないですか?
では改めてトレードスタイルについてはここまでとして、続けてスワップ金利の説明をしたいと思います。
トレードスタイルはスキャルピング、デイトレード、スイングトレードの3つに分けられます。