※写真はクラブ公式より(全ての写真、コメント転載の掲載許可いただいてます)
目次
血統図:フィリアプーラ(Figlia Pura)
ハービンジャー | ダンシリ | デインヒル |
ハシリ | ||
ペナンパール | ベーリング | |
グアパ | ||
プリンセスカメリア | サンデーサイレンス | ヘイロー |
ウィッシングウェル | ||
ラトラヴィアータ | サクラユタカオー | |
サクラハゴロモ |
- 所属:キャロットクラブ
- 関東 菊沢隆徳 厩舎 生産:ノーザンファーム
- 2016-04-03生(母15歳時産)・鹿毛
- 募集総額:2,000万円 出資額:50,000円(1/400口)
- 馬名の由来:清らかな娘(伊)。母名より連想
- 出資者:王様
出資理由:サクラバクシンオーの牝系、G1勝ちの兄も輩出。活力に期待!
家来の馬体診断 | 56点 |
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サクラバクシンオーの全妹にサンデーサイレンスが配合されたのが母プリンセスカメリアなんだ。
母父サンデーサイレンスってだんだん産駒数も少なくなってきてるし、血統的に惹かれる部分がたくさんある仔だね。
それではここで家来点を見てみましょう、56点。
こうやってウィクトーリアと並べると、なんとなく似ていませんか?
そしてトモもそれほど大きくない。
どちらかというと胸前の感じですかね。
言われるまで気づかなかったんだけど、なるほど確かに。
フィリアプーラ・過去の成績一覧
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日付 /レース |
レース名(格) /距離(状態) |
頭数・人気 /着順 |
タイム(着差) /3F・馬体重(増減) |
騎手 /斤量 |
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2019/5/19 東京11R |
優駿牝馬(牝・G1) 芝2,400m(良) |
18頭・17人気 10着 |
2:24.7(1.9) 36.0秒・440(+6) |
丸山元気 55kg |
2019/4/7 阪神11R |
桜花賞(牝・G1) 芝1,600m(良) |
18頭・13人気 15着 |
1:35.0(2.3) 34.0秒・434(-2) |
丸山元気 55kg |
2019/1/12 中山11R |
フェアリーS(牝・G3) 芝1,600m(良) |
16頭・3人気 1着 |
1:36.0(-0.0) 34.5秒・436(-2) |
丸山元気 54kg |
2018/12/22 中山4R |
2歳未勝利 芝1,600m(稍) |
16頭・1人気 1着 |
1:34.4(0.2) 35.4秒・438(-2) |
アヴドゥラ 54kg |
2018/10/14 阪神5R |
2歳新馬 芝1,800m(稍) |
15頭・3人気 3着 |
1:49.9(0.0) 33.5秒・440(初) |
津村 54kg |
累計収支と回収率
出資額は毎月の維持出資金を含めた全ての金額を記載、配当額は進上金、クラブ手数料、源泉所得税、消費税など全ての経費を引いた”手取り額”を記載して、本当の収支を明らかにします(2019年2月分まで)。
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日付 | 出資金額 | 分配金額 | 収支 |
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2018年12月まで | 66,224円 | 16,912円 | -49,313円 |
2019年1月 | 2,969円 | 44,153円 | 41,184円 |
2019年2月 | 1,136円 | 3,243円 | 2,107円 |
2019年3月 | 1,065円 | 440円 | -625円 |
2019年4月 | 3,013円 | 1,000円 | -2,013円 |
合計 | 74,407円 | 65,748円 | -8,659円 |
回収率 | 88.36% |
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近況など(更新順)
2019/5/19:牝馬2冠目のオークスは最後方から差を詰めるも10着までが精一杯
丸山騎手:
「桜花賞の時は終始忙しくて道中にまったく溜めを作ることができませんでしたが、今日はさすがに距離が延びる分、手綱を持つ余裕はありました。あとはそのまま終いに脚を伸ばせれば良かったけど、メンバーレベルも高くて最後は一杯になってしまいました。春の大舞台ではいい結果を出せず申し訳ありませんが、これからの成長も見込める馬ですし、この経験が先につながってほしいです」
菊沢調教師
「桜花賞へ向かう時よりもいいイメージで調整できていたので、何とか良さを見せたいなとこの舞台に送り出しました。マイルから2400m戦になって追走は楽になりましたが、全体の時計が速くて最後は余力がなくなってしまいました。
会員の皆様にはいい走りをお見せできず申し訳ありませんが、桜花賞に続き馬は現状の力は発揮してくれていますから、G1出走の経験を糧にさらに成長を促していきたいです」
菊沢調教師:
「桜花賞の時よりも具合が良かったし、上積みのある状態でオークスへ送り出せたので楽しみにしていましたが、なかなか思うような結果とならず申し訳ありませんでした。まだこれからの馬とも思える現状なのでよく頑張っているとも言えるでしょうし、1つ1つの経験を糧にして先々でまた頑張っていけるようにしたいです。レース後の様子を見ているところですが、背腰、トモにちょっと疲れを感じさせるものの、ガタッとまでは来ていないかなと感じています。
折を見て放牧に出し、疲れを取ったうえで成長を図るように乗り込んでもらって今後のことを考えていきたいです」
2019/4/7:初のG1挑戦となった桜花賞は追走に精一杯で15着。
丸山騎手:
「今日はメンバーも強くて道中は追走するだけで精一杯でしたし、距離はもう少しあってもいいのかもしれません。毛ヅヤが冴えず、馬もまだ成長している段階なのでしょうから、長い目で見てあげられたらと思います。いい結果を出せず申し訳ありませんでした」
菊沢調教師
「この馬自身は頑張って走ってくれているのですが、現状では他の馬たちと完成度の差もあったということなのでしょうか。いい競馬ができず申し訳ありませんが、もっと全体的にパンとしてほしいのは確かですし、これからの成長にも期待したいと思います。強いメンバー相手に厳しいレースをして疲れもあるでしょうから、まずはしっかりとレース後の状態をチェックしていきます」
菊沢調教師:
「先週の競馬は馬体を大きく減らすことなく臨めましたが、パドックでは少しソワソワして気を遣っているようにも感じました。正直、G1競走になると完成度や見栄えの差があったのは否めませんが、まだこれからの成長を期待できる馬で、経験を重ねる意味でも大きな舞台に挑戦して無事に帰って来てくれたことが重要です。レース後は局所的に反動が出ていることはないものの、さすがにタフな競馬の後とあって、全体的に硬さがあって体の張りも今ひとつです。そのため、タイミングを見て天栄へ放牧に出すことにしました。
今後に関しては、もちろん東京開催は頭にはあるものの、あくまでも馬の状態が伴わないと意味がありませんから、調整具合を見ながら判断したいです」
桜花賞に関して、関東馬の直前輸送はアーモンドアイを除くと惨憺たる結果に終わっているから、正直今回のフィリアプーラも厳しいだろうなと思ってはいた。ハービンジャー産駒だし、阪神外回りのマイルも向いてる条件とはいえないし。
ただ、今回は条件云々というよりは陣営の話通り力負けということなんだろうな。
この後はオークスに行くかどうかまだわからないということだけど、世代の一線級とG1でやり合うにはちょっとまだ力が足りないかなという感じだよね…。
2018/1/12:測ったような差し切り勝ちで重賞制覇!王国馬はフェアリーSを連覇
内枠から好スタートを決めるもじっくり構えてロスなく内を回り、4コーナーで外に出して直線弾けるっていうきれいな勝利!
ついに!!!!惜敗続きだったフェアリーステークスをフィリアプーラで勝つことが出来ました!!✨✨
本当に強かったですね😊今後がとっても楽しみです🐴✨
応援ありがとうございました!! pic.twitter.com/mEkhldcQBU— 菊沢厩舎 (@kikuzawastable) 2019年1月12日
まあ俺は沖縄に行っていたから、このレースもリアルタイムでは観てないんだけど(苦笑)。
阪神JFでトロシュナに先着したタニノミッションは私の大好きなウオッカの仔ですね。
タニノフランケルには去年の条件戦でジャックローズが負けているし、俺にとっては因縁の血統かも(笑)。
私にとってはスイートセントを負かした相手には強いレースをしてほしいし、複雑な気分で観たレースでした(苦笑)。
この馬は俺の好きなヴィクトワールピサ産駒で、実は1歳時に出資を迷った馬だから俺も複雑な気持ちなんだよね(笑)。
だけどこっちは堀厩舎入厩予定で大人気の抽選必至な状況になっちゃったから諦めて、ヴィクトワールピサの2番手よりも他の可能性を探ろうということでフゼアノートに出資したんだよ。
丸山元気騎手の勝利ジョッキーインタビューをTwitterに上げている人がいたので載せておきます。
福島記念スティッフェリオの重賞勝利から2ヶ月
フェアリーステークス、直線抜け出したフィリアプーラと丸山元気ジョッキー
今年の元気ジョッキーは要注意! pic.twitter.com/TYYNwyG1cr— ティコティコティアラ (@tiaraandleo) 2019年1月12日
丸山騎手:
「最内枠でしたが、慌てずじっくり進めたいと考えていました。
未勝利を勝ったときのように極端な位置にはならず、周りに馬がいる形で走ることになりました。前回は物見が目立っていたということでしたが、今回は囲まれたことが却って良かったように思えます。リズムが崩れることはなかったし、落ち着いて走れていました。
他馬に迷惑をかけてしまったところもあったのですが、手応えが良かったので4コーナーから直線へ向くところで外へ出せました。
追ってからはしっかりと伸びてくれ、見事に差し切ってくれました。良かったです。今日のように上手に走ってくれるのであればもう少し距離があってもこなすでしょうし、これからも楽しみですね。
ありがとうございました」
菊沢師:
「おめでとうございました。
上手くいきましたね。毎度いい脚を使っていましたし、もちろん楽しみはありましたが、今日のパドックを見ても分かる通り決して今完成度が高い馬ではありません。寒いのだから当然ではありますが、如何にも牝馬っぽい感じで毛は長く、外見はモコモコしているので本当に良くなるのは先という印象に変わりはありませんが、前走後の回復を見せてくれたことが今回使う決め手となったのは確かです。
そうでなければ来週以降の出走、もしくは休ませていたと思うので使えるまでに回復してくれたことが勝因と言ってもいいのかもしれません。
ひとまず今後に向けて賞金を加算できたことは大きいですし、馬の成長に合わせてゆとりを持って接していけますから良かったです」
これでフィリアプーラのアワブラッド入り(キャロットの母馬優先として産駒が募集される)は確定じゃないかと思えるし、キャロット牝馬乱れ打ち作戦に区切りをつけてもいいかなと。
2018/12/22:先々がちょっと楽しみになる切れ味とタイムで勝ち上がりを決める
2018.12.22【中山4R 2歳未勝利】
フィリアプーラとブレントン・アヴドゥラ騎手(Brenton Avdulla jockey) pic.twitter.com/rbw6kpbtZH— 🇮🇹🐞うっち〜🐞🇮🇹 (@utchiDEMURO) 2018年12月23日
これを大外一気ってすごくないですか?
フィリアプーラがサンスポでも、【若駒ピカイチ】で紹介されていますね。
桜花賞戦線で注目と書かれていました。
注目度が上がって凄く嬉しいですね😊— トゥルネ (@Tournel16) 2018年12月25日
アブドゥラ騎手:
「先生から話を聞いていたので、馬のリズムを重視したレースを心がけて臨みました。実際のところ物見を結構していて幼さが目立っていたんです。焦らせていいことはなさそうだったので、最低限の位置をキープしながらじっくり進め、流れを見てじわっと動いていきました。
仕掛けた時はそこまで強く追っていないのですが、それであれだけの切れを見せてくれましたからね。才能を秘めている馬だなと感じました。
距離はもう少し延びても対応できそうで、今後が非常に楽しみな馬ですね」
菊沢師:
「前走の内容、中間の稽古、そして今日の馬の様子から正直まず負けないだろうと思っていました。それだけ2戦目とは思えないほど馬の雰囲気が良く、落ち着いて競馬ができれば勝てるはずと思っていたんです。ジョッキーには“慌てず、急かさず”ということをよく伝えてあり、こちらの思惑を理解してじっくり運んでくれましたね。
勝負どころからの進みっぷり、そして直線の伸びは良いものがありました。
物見が目立ったということでしたが、今日は流れ、隊列も不慣れなもので、経験の浅い馬にとっては仕方のないことではないかとも思えます。もちろん幼さはあるのですが、こればかりは経験しながら克服していかなければいけないもので今どうこうと慌ててもあまり意味がないと思いますし、上手に接しながら成長させていきたいですね。
今はまだ終わったばかりで今後のことを決められませんから、まずは数日かけてレース後の状態をよく見たうえで判断させていただければと思っています。
会員の皆様、この度はおめでとうございました」
フィリアプーラ出資者各位、ご査収下さい。 pic.twitter.com/OscvfQJuDb
— taimei (@taimei777) 2018年12月24日
あとこれもよく言うことなんだけど、後方一気のレースは勝ち方が派手だから評価されやすいっていうこともしっかり加味して冷静に評価しないとね。
俺的にはトロシュナも出てほしいんだけどな(笑)。
フィリアプーラとレッドベルディエスがクイーンカップで激突しそうです(。・ω・。)
— ももも (@40cHtmuPAgyhYLZ) 2018年12月25日
夢を見れるのはこの時期だけだし、楽しい未来を夢見て次走を待つとしよう(笑)。
2018/10/14:上がり最速タイの末脚で鋭く差して3着デビュー
2着はともかく、勝ったラストヌードルにはどこまで走ってもちょっと及ばなかったかなという印象だった。
フィリアプーラも勝ち上がりは近そうで安心したよ。
津村騎手:「スタートはそこまで速くないかもしれないと聞いていたのですが、最後入れもあってかポンと出てくれました。競馬自体は上手ですね。
近くの馬を見ているところがあり、繊細な面は持っていますが過度なものではありません。
馬群に入れたらどうかはわからないものの今日に関しては悪くないリズムで走ることができました。直線へ向いて動かすと良い反応を見せ、最後までしっかりと動けていましたね。
わずかに遅れを取りましたが、良い走りができる馬でこれからが楽しみです」菊沢師:「函館の競馬場は知っていますが、東京に来たのは初めてなのでどういう様子を見せるのか心配していました。しかし、こちらの心配をよそに落ち着いていて、装鞍でも変にスイッチが入ったりと過敏な面を見せずにいました。
性格の良さが活き、良い形で競馬へ送り出すことができたと思います。変な癖はないので上手くリードして終いを伸ばしてもらえればと思っていたところ、実際いい走りを見せてくれました。
理想を言えば勝ち馬のような競馬をして欲しかったのですが、大外枠からのスタートで外々を回ることになったのでこればかりは仕方ないですかね。
いい結果を出すことができればこのうえないことだっただけに申し訳ありませんが、いいところを持っていることを確認できたのは収穫です。成長の余地を多分に残している馬だと思っているので、できるだけ成長を図れるように持っていきたいです」
さっき話が出たプリモシーンなんかがそうなんだけど、実力があってもスタートが下手だとどうしても位置取り的に不利を受けやすくなるし展開に左右されやすくなっちゃうから。
まあこればっかりは陣営に任せるよりしかたないか。
これはハービンジャー産駒なんだけど、種牡馬のバラエティ的に1頭ほしかったというのと…。