なので、家来と町人の情報を中心に進めていきたいんだけど…。
それ以外にも購入したと。
その際に、注意点も見つかったのであわせて報告します。
実際に運用してみて気付くことや、疑問点がこれからも出てくるだろうから、些細なことでもお互いに報告していこう。
私は前回の会議で疑問となった、IPOで上場された株の値動きを調べてきました。
ちなみに最近3年間に上場されたIPOのデータなんですが、なかなか興味深い投資方法も見つかったので報告します。
それは楽しみだね。
後ほどじっくり聞きましょう。
では、まず町人から報告お願いします。
町人の報告、単元未満株(ワン株)を新たに購入しました
まずは三菱重工業のワン株を5株購入
なので、他に株式を売買してちょっとでもお金を増やせないかと思って、いろいろ探していたんです。
大統領就任後に一気に株価が上がった銘柄も、今年の3、4月には結構下がっているものが多く、僕が買った『三菱重工業』も同じような動きをしてます。
僕は素人なのでチャートを見て予測できるわけではないですが、重工業ならこれ以上、下がるような大きな波はこないだろうと思って買ってみました。
株価は現在…440円前後ですね。(2017年6月23日)
これなら僕も手が出ますので…。
それで、トランプ相場の550円くらいまで回復したり、もちろんそれ以上だった2015年6、7月の700~800円くらいまで上昇するタイミングがあれば、この株を売って次の投資を…と考えています。
俺が読んでいる『日経マネー』でも、単元未満株の少ない投資から始めて、売買を繰り返しながら少しずつ増やしていく人が多いみたいだから。
原則後場の始値が約定価格ってことだけど、他の証券会社でも同じなの?
【家来のMore detail room】単元未満株の約定価格について補足いたします
改めて、マネックス証券のワン株の場合の約定価格は以下のとおりです。
0時~11時30分 | 11時30分~17時 | 17時~24時 |
---|---|---|
当日後場の始値 | 購入不可 | 翌営業日の後場の始値 |
SBI証券のS株の場合、約定価格は以下のとおりです。
0時~10時30分 | 10時30分~15時30分 | 15時30分~21時30分 | 21時30分~24時 |
---|---|---|---|
当日後場の始値 | 購入不可 | 翌営業日の前場の始値 | 翌営業日の後場の始値 |
|
カブドットコム証券のプチ株の場合、約定価格は以下のとおりです。
0時1分~10時 | 10時1分~23時 | 23時1分~24時 |
---|---|---|
当日後場の始値 | 翌営業日の前場の始値 | 翌営業日の後場の始値 |
|
よく分かりました。
ただ、カブドットコム証券は24時間注文できるけど、SBI証券やマネックス証券の単元未満株は、注文できない時間があるから注意しないといけないな。
実は一度、金曜日の午前中に購入しようとして忘れたことがあったんです。
そうすると月曜日まで約定しません。
なので、午前中にチャンスと思っている銘柄があれば、忘れずに注文しましょう。
その注文を忘れたという銘柄が『三菱重工業』なんですね。
トヨタ自動車と日産自動車のワン株も1株ずつ購入
ワン株の人気どころを見ていたら、買いたくなったので…。
素人の読みなんで、さらに下がってガッカリするかもしれませんが…。
それでも日産とかトヨタなら、新車発表のタイミングとかで上がってくれるだろうと思っています。
二つ並べるとよく分かるよ。
となると、他の自動車関連の銘柄も同じような動きをしているのかな?
他も同じ動きをしていたら、自動車関連銘柄の売買のタイミングが分かるかもしれないから。
単元未満株を購入する際の注意点
マネックス証券のワン株だと、約定価格は後場の始値だから、それまでに株価が上がって、注文時の買付可能額を上回る可能性があるので買い注文はできないと。
実際には約定時の株価が買い注文時より下がっていれば、その価格で買えるわけだから。
ちなみに注文の際には、約定価格、カッコ概算という表示がされます。
それなのに、購入ボタンを押してみたら、約定価格1,300円(概算)と表示されたんです。
最初は手数料か何かで300円取られるのかとちょっと心配になりました。
だとすると、儲けを出すためにはどれくらい株価が上昇すれば良いのかと。
そのプラスされた分は、値幅制限の上限とかでしょうか。
すると、値幅制限の上限×注文株数に取引手数料(消費税込み)が必要な買付可能額だと分かりました。
それは実際に購入してみないと気付かないことだから勉強になったよ。
ワン株の買い注文する時は、余裕を持って入金しておこう。
ちなみにSBI証券やカブドットコム証券の単元未満株を購入する時も同じなのかな?
町人は投資信託の購入も検討中
ただいろいろな商品を見ていたんですが、どれも基準価額が上昇傾向でした。
なので、今は高値掴みしてしまうから買い時じゃないのかな…と思ってます。
運用成績が良ければ基準価額も上がり続けていくので、良い商品を見極めていけば問題ないと思います。
僕は最近、株のチャートばかり見ていたので、基準価額が右肩上がりだとそろそろ下がるんじゃないの、とか思ってました。
僕もまだまだ勉強中ですが、一緒にこのような良い商品を探していきましょう。
ってこの商品を購入しても良いかもしれませんね。
ただ、今は資金に余裕がないので、あくまで購入予定ということにしておいて下さい。
その時にはぜひアドバイスよろしくお願いします。
ちなみに、初期費用はいくらだったの?
なので、地道に増やして…、半年後4、5万円くらいになれば良いかなと思っています。
じゃあ、キリよく倍を目標にするのはどう?
それでは半年後6万円を目標に頑張ります。
というわけで、僕の今回の報告は以上です。
ワン株の運用成績だけでなく、他にも実践で気付いたことは戦略会議でまた報告していきます。
町人が積極的にワン株を購入してくれてるから、本当に勉強になるね。
目標達成できるように俺たちもサポートしていくよ。
家来の報告、投資信託の購入とIPOの『セカンダリー投資』について
法人口座でインデックス型とアクティブ型の投資信託を購入しました
『自由演技』や『竹取物語』、投資信託の商品名の愛称とは
覚えるのが大変です。
愛称って書いてある。
いろいろ商品を見てきましたが、愛称がない商品の方が多いような気はします。
今SBI証券で、『国内株』でキーワード検索してみたら、表示された67本の商品の中にも『自由演技』を含めて愛称が付けられてるものがいくつかありますね。
他にはないんですか?
それはビックリです。
町人が良い愛称だと買いたくなると言った気持ちも分かる気がします。
ただやはり愛称だけで選ぶのは危険なんですが、名前も含めて面白そうな商品をまたいろいろと探してみます。
購入してから1週間くらいだから、どうなのって言うのは早いのかもしれないけど。
ということは、1ヶ月だと…2万円以上になりますよ!
ってそんな計算通りいかないのも分かっていますが。
でも町人の計算通り1ヶ月で2万円以上増えるかもしれませんし、長期投資でどう推移していくか、今後もよく見ていきたいと思います。
なので、投資信託に関しては、動きがあれば戦略会議で随時報告させていただきます。
では投資信託はここまでとして、IPOで上場された株の値動きについて調べてくれたということだから、次はその報告をしてもらおうかな。
セカンダリー投資ってどのような投資方法?
まず最初にIPOの騰落率についてです。
前回の調査で、募集価格よりも初値が高い銘柄は多く、とくにここ最近のIPOは好成績だと分かりました。
ただ残念ながら抽選は外れやすいので、上場前の購入は非常に難しいということです。
データを取ると、いろいろなことが分かったので順に報告していきます。
まず、IPO銘柄を上場直後に購入する手法を『セカンダリー(セカンダリ)投資』と言うそうです。
ただ、上場直後は値動きの激しい銘柄が非常に多かったです。
そのため高値で掴んでしまう可能性もあります。
なので、『セカンダリー投資』を行う方は多いかもしれませんが、この投資で儲けている方が多いかと言うと、現段階ではよく分かりません。
値動きが激しければ、それだけ予想もしづらいだろうし。
最近上場されたIPO銘柄の株価の動きを見てみよう
上場日の終値は2,630円と、さらに上昇しています。
ちょっと様子見して結果的に最高値で購入したら、1,300円くらいのマイナスと。
ちょっと怖いな。
次に1年ほど前に上場された『株式会社インソース』を見てください。
こちらの騰落率は56%とまずまずでしたが、先ほどとは逆で上場日の初値から終値が下落している銘柄です。
しばらく600から700円前後で推移して、10日間ほどで一気に1,200円くらいまで上昇していくという。
この『ウェーブロックホールディングス株式会社』も同じです。
上場日の初値721円から終値は693円と下がっていて、1ヶ月ほど700円前後で推移した後、現在(2017年6月23日)は1,260円です。
2,000円くらいから3カ月で9,000円近くまで上昇してます。
この感じだと、『セカンダリー投資』は有効と言えそうだけど。
この銘柄を『セカンダリー投資』していたら悲惨でしたね。
王様や町人が言うように、例外に引っ張られ過ぎないようにしないといけないかも。
セカンダリー投資において重要な事前のルール決めと、家来が見つけた有効なデータとは
僕も『シリコンスタジオ』を見て、実際に購入していたらと想像するだけでも怖いから。
けどこういう銘柄はもう諦めて、どこかで損切りして対応していくしかないと思います。
何かルールを決めておけば問題ないと思うよ。
株価がいくらまで上昇したら売ろうとか、逆に駄目だったらいくらで売ろうとか。
あるいは何カ月待ってとか期間で決めてもいいだろうし。
最初にルール決めをしてというのを聞いたら、不安もなくなりました。
でも有効とはいえ、すべてのIPOの銘柄は購入できないから、もう少し絞れるような、決め手となる良いデータはないかな?
【家来のMore detail room】『上場日に株価が下落したIPO銘柄が買い』のデータについて説明いたします。
あくまで家来調べですのでご了承ください。
上場日に株価が下落した銘柄 | 上場日の終値よりも現在の株価が上がっている銘柄 | 勝率 |
---|---|---|
28銘柄 | 22銘柄 | 約79% |
上場日に株価が上がった銘柄 | 上場日の終値よりも現在の株価がさらに上がっている銘柄 | 勝率 |
---|---|---|
24銘柄 | 10銘柄 | 約42% |
これだけ差があれば参考になりますよ。
まだ50、60銘柄のデータしかないので、さらに調査していきますが、現段階ではそう思います。
あと『セカンダリー投資』とは違いますが、IPOのほとんどの銘柄は株価が下落していてもV字回復しているものが多いので、下げ止まって安定しているのであれば買いだとも思っています。
よし、IPOの銘柄は、まずは上場日の株価に注目して、下落しそうなら買う。
そして、下落している銘柄はしばらく株価を動きを見て、下げ止まりのタイミングで買うと。
ある期間で上昇の気配がなければ売るとか、逆に買い増すとか、臨機応変に対応していこう。
ではIPOを調査していた際に注意点も見つけたので、最後に報告させていただきます。
IPO、セカンダリー投資で注意すべきこと
『インソース』のチャートを再び見ていただきたいのですが、この下にある棒グラフ、出来高に注目してください。
IPOの他の銘柄でもこのようなグラフが多くて、上場直後だけ出来高が多くなっている傾向にあります。
もちろん逆の買いたい場合でも同じです。
ただ、グラフを見ると出来高ゼロにも見えてしまいますが、実際には取引されているので、成行注文とかなら問題なく取引できるとは思いますが。
出来高が激減することを頭に入れておくと、分かりました。
損切りする場合とかは気を付けないといけないかもね。
僕も取引していて分かったことはどんどん報告します。
IPOの『セカンダリー投資』の報告は以上となります。
最後に王様の報告、来年NISA口座を他の証券会社に移します
今後上場されるIPOは、抽選申し込みをするだけじゃなくて、株価の動きにも注目していこう。
ということで、今回も家来と町人の報告は非常に参考になりました。
では最後に俺の今後の予定について報告を。
みずほ銀行のNISA口座を、来年はほかの証券会社に移そうと思っています。
ただNISA口座は年単位じゃないと変えられないから、2018年から別の証券会社に移します。
それで、その資金を株式投資に回すつもり。
解約時に運用成績がプラスだと良いですよね。
あとは実際に解約しないと、手続き方法とか信託財産留保額の手数料がいくら掛かるとか、分からないことがたくさんあるので、運用成績とあわせて教えてください。
そして、今日家来が話してくれた『セカンダリー投資』も含めて、自分でも調べて引き続き単元未満株を買っていこうと思います。
もしかしたら初めて株式を売るかもしれませんので、その際には報告します。
俺は引き続き雑誌や本から情報を集めようと思ってます。
では今回の戦略会議はここで終了して、各自情報を持ち寄ってまた集まりましょう。
前回から町人という頼もしい仲間が加わってくれたおかげで、さらに会議っぽくなったからね。
今回もよろしくお願いします。