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システムトレードは兼業投資家向けの投資法?

それでは第18回戦略会議の株編ということで始めていきましょう。

よろしくお願いします。

いきなりだけど、前回の戦略会議でも話したシステムトレードについて気になったことを話してもいいかな。

シストレの気になったこと…何でしょうか。

システムトレードって、2018年2月6日に日経平均が大暴落した際に検証してもらった『暴落時の逆張り投資法』も含めて、普段株価の変動とかを見られない人向けのものなのかなぁと、ふと思ったんだよね。

普段見られない人というと、日中働いてるサラリーマンとか?

そう、サラリーマンや昼間はどうしても張りつきでできない人、兼業投資家の人とかが、夜帰宅した時に日経平均株価が暴落してるニュースを見て、じゃあ暴落時のシストレ銘柄を探して買っておきましょうという流れで。

確かに時間が取れないと、株価の変動を見ながら指値注文し直したり、株価が反発して上がり始めたら買うとか、なかなかすぐに対応できないでしょうね。

中にはトイレでこっそりとか営業の移動中にスマホで…という人もいるだろうけど。(笑)

その気持ちよく分かります。(笑)

だから翌営業日に成行注文しましょうというような売買ルールがあるのか。

そうそう、本当は株価の動きを見て売買したいけど、会社には絶対に行かなきゃならない、となるともう取引時間前に成行注文しておかないと無理ですみたいな。
だから、暴落や高騰した当日に売買すれば良いはずなのに、何でわざわざ翌営業日に注文するんだろうって不思議だったんだよ。

『暴落時の逆張り投資法』のシストレ検証の際にも、王様は暴落当日に購入すれば良いのに、と言われてましたよね。
それで、ルール通りに売買したら全銘柄マイナスだったのが、暴落当日に購入したらどうか検証してみたら一部は利確できました。
⇒『暴落時の逆張り投資法』の購入ルールを暴落当日に変更して検証した結果はこちら
時間のある人がシストレを行う際は、独自の売買ルールを作成して臨機応変に対応

だから、シストレの売買ルールとか該当銘柄というのは、やはり時間のない兼業投資家の人向けの条件だと思うんだよ。
1週間で必ず売るって条件も、例えば普段1日1時間くらいしか時間がとれない人だと管理が面倒臭いから、だったらもう1週間後って期限を決めてきっちり売却しましょうというような感じで。

これまでシステムトレードは何度か試してみましたが、売買ルールとかあまり疑問を感じませんでした。
とにかく機械的にルール通りに売買するのがシストレだと思っていたので。
とにかく機械的にルール通りに売買するのがシストレだと思っていたので。
でも王様の話を聞いて、兼業投資家向けルールだとすごくよく分かりました。

俺たちはみんな幸いなことに仕事をしながらでも売買の時間は取れるからね。

常にというわけにはいかないですけど、ありがたいことに時間は作れています。
だから何も本に載っているような決まりごとに従う必要はないと。

そう、ガチガチにルールに縛られなくてもと思う。

王様は前回の戦略会議でもルールを無視したら利確できたと話してましたよね。

でもきっちり1週間でと思って売却していたら利確できなかったわけなので。

だから、株価の動きを見て微調整しながら独自の売買ルールを作成していければ良いかな。
もちろん買付け余力がなくて損切りも止むなしの状況だったらそのまま売れば良いだろうし。

次回シストレを行うときから臨機応変に対応していきたいと思います。
また迷ったら相談に乗ってください。

分かりました。

そうやってみんなで情報を共有していこう。
これまで何度か行ってきたシストレ『日経平均株価採用銘柄の逆張り投資法』の今後の戦略について

ところで、町人が今まで何度も試している『日経平均株価採用銘柄の逆張り投資法』のシステムトレードの方は最近どうなの?

含み損が増えて買付け余力が足りない状況が続いていたので、家来からは条件に当てはまった銘柄をいくつか教えて貰ってはいたんですが、最近はあまり買えてないです。

『日経平均株価採用銘柄の逆張り投資法』は5%以上株価が下落した日経225の銘柄が対象なので、とくに日経平均株価が大暴落した2月6日(2018年)以降は条件に当てはまる銘柄がとても多かったです。
ただ、私も町人と同じく買付け余力が足りずなかなか買えませんでした。
なので何銘柄も買えませんから、町人とは過去のデータで勝率が高い銘柄に絞って買ってみたらどうかと話してました。

それは良いかもね。
勝率の高い銘柄って結構あるの?

何度も条件に当てはまっていつも利益を出しているなぁと感じているのは『東海カーボン』です。
含み益5%以上か1週間以上経過で売却というルールながら、2、3日で含み益5%以上に達してほとんどが1万円近くの利確できています。

家来にその話を聞いてから僕も『東海カーボン』はよく見ているんですけど、本当に株価変動が激しい銘柄で、とくに急落したあとの反発は凄いです。

そうか、そんなに良い銘柄だったら俺もちょっと注目して見ておくよ。

なので、今のところ『日経平均株価採用銘柄の逆張り投資法』は、『東海カーボン』を中心に狙っていきたいと思っています。

『東海カーボン』以外はないの?

他にも全勝している銘柄はいくつかあります。
ただデータを取り始めてまだ数か月ですから、全勝といっても2、3勝くらいがほとんどで信用度はかなり低いです。
ただデータを取り始めてまだ数か月ですから、全勝といっても2、3勝くらいがほとんどで信用度はかなり低いです。
なので、もう少し調査を続けていって『東海カーボン』のような安定して勝てる銘柄を見つけていきたいと思います。

では引き続き調査よろしくです。
ということで、システムトレードに関する報告は以上としますか。
繰り返しにはなるけど、システムトレードはルールや条件に縛られ過ぎずに、株価変動に対して柔軟に対応してカスタマイズしていくようにしよう。

分かりました。
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