よろしくお願いいたします。
ではいつものように町人の報告から。
分かりました。
目次
株価暴落で一気に含み損が増え、買付け余力もなく手詰まり状態に
前回の戦略会議では、経常利益の進捗率が良いので『新日本理化』を買いましたという報告で終わっていたと思うので、今回はその続きを。
確か最初から500株買った銘柄でしたよね。
はい、株価が安かったので初めて500株買ったんですがドキドキしてました。
決算も近いって話じゃなかった?
前回の会議から約3週間後の2月13日(2018年)が第3四半期の決算発表でした。
進捗率を見ると上方修正の可能性が高いため、期待からおそらく株価が上がるだろうと踏んでいたわけです。
結果はどうでした?
25円以上株価が上がってきたので、約1万3千円の利確ができました。
それは凄い。まさに読みどおりじゃないですか。
そうなんです。1月末から2月頭はとくに調子良くて、5千円から1万5千円ほどで利確できた銘柄が他にもたくさんありました。
ところが…。
例のアレね。
そうです。お二人もご存じのとおり、2月6日(2018年)にNYダウ工業株平均が史上最大の下げ幅を記録したことで、日経平均株価も大暴落してしまったんです。
一時1,600円以上下落、最終的には1,000円以上安と、保有してる株は大変なことになりました。
⇒家来の部屋でも2月6日の大暴落について報告しています。
僕が保有していた銘柄は軒並み株価が下がって、一時含み損が20万円を超えてしまいました。(苦笑)
私も同じく20万円を超えてしまいました。
俺なんかマイナス33万7,500円って見たことない数字で焦ったよ。
王様はさらに含み損が多かったんですか。
ただ私たちもですが、おそらく多くの方が大打撃を食らったでしょうね。
僕は結構買付け余力ギリギリで運用していたので、手詰まりの状態になってしまいました。
なので、まずは次の手が打てるように、何とか1万円ほどの損切りで済みそうな『ヴィレッジヴァンガード』と『楽天』を売却しました。
決算で過去最高の売上を発表した銘柄も、ストップ高どころか株価上昇の兆しなし
買付け余力に少し余裕ができたので、ナンピンするか新しい銘柄を買おうといろいろ調べていたところ、『KLab(クラブ)』が良さそうだったので買いました。
何か良い情報があったの?
はい、2月13日の引け後に過去最高の売上を出したという決算発表があったからです。
それは間違いなく良い情報ですよ。
株価が暴落した後なかなか上がらない銘柄が多いですけど、さすがに『KLab』は上がったんじゃないですか。
株価が暴落した後なかなか上がらない銘柄が多いですけど、さすがに『KLab』は上がったんじゃないですか。
僕もそう思って翌営業日に買ったわけです。
ところが…。
ところが…。
あれっ?上がるどころかほとんど反応がない。
過去最高の売り上げのような好材料でも上がらないとは驚きです。
大暴落おそるべしですね。
大暴落おそるべしですね。
もうどの銘柄を買えば良いのか分からなくなってきました。
他にも普段ならストップ高になってもおかしくないような、例えば決算が良かったり、経常利益の進捗率の良い銘柄の『日本取引所グループ』や『Orchestra Holding(オーケストラホールディングス)』なども同様に上がりませんでしたし。
信用売りや株主優待を貰うなど、さまざまな対策で手詰まり状態打破を検討
こうなったら下げ止まるまで待つしかないのかなぁ。
はい、今は底値まで買うのを控えるか、新たに信用売りにチャレンジしていくタイミングかもしれません。
空売りというやつだね?
そうです。
これまではやはりイメージしやすいということで、買ってから売るという売買しかしてきませんでしたが、これだけの暴落を見ると、そろそろ信用売りもやっていかないと…と思ってます。
これまではやはりイメージしやすいということで、買ってから売るという売買しかしてきませんでしたが、これだけの暴落を見ると、そろそろ信用売りもやっていかないと…と思ってます。
確かにいつ底値になるか分からないですし、信用売りも勉強していかないと、今後同じような状況になった時も、また手詰まりになりかねませんからね。
あとは株主優待で利回りを出していくのも戦略のひとつかなと。
以前『第一興商』で5,000円分の優待券を貰ったように、株の売買で利益が出せない時は、優待や割り引き券、クオカードなどを貰うことに徹してみても良いかなと思ってます。
とにかく今は何もできない状態が続いているので、市場の変化に臨機応変に対応できるよう、色々と試してみたいと思います。
ということで報告は以上です。
ありがとう。
こういう株価暴落はある意味良い機会だから、俺も含めて、みんな含み損を減らしていけるように対策を考えていこう。
こういう株価暴落はある意味良い機会だから、俺も含めて、みんな含み損を減らしていけるように対策を考えていこう。
分かりました。
【第17回戦略会議・株編】
- 損切りのライン設定の重要さを再認識、家来と町人が保有銘柄をすべて売却することを決断
- 王様の取引はまさに相場の格言「落ちてくるナイフはつかむな」どおりの結果に、改めて売買タイミングの難しさを痛感しました
- システムトレードの検証結果から、売買の決めごとを独自で作成することが重要だと実感しました
【第17回戦略会議・投信編】
【第17回戦略会議・仮想通貨編】
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今回も株や仮想通貨、投資信託とそれぞれのジャンルに分けて報告して行こうと思うので、よろしくお願いします。