【第23回戦略会議・一口馬主編その2】ゆかり血統の募集クラブ変更はデキ良しと判断?など気になった競馬ニュース

今週の気になった競馬ニュース

王様
ここからはちょっと目についた一口馬主業界周りのニュースを紹介するよ。
王様
王国馬にポートフィリップっているじゃん、先週出走して6着だったんだけど。

そのポートフィリップ全兄弟が今年はサンデーレーシングで募集されるみたいだね。

家来
アドマイヤテレサの17ですね。

私が目をつけていた姉のクロスアミュレットもそうですが、シルクで募集されることが多かったこの兄弟がノーザンファーム系クラブ最上位版のサンデーレーシングで募集されるとは!

今年はそんなにデキが良いんでしょうか?

王様
そう勘ぐりたくなっちゃうよね。

あとね、クィーンスプマンテってわかる?

ブエナビスタを完封してエリザベス女王杯を勝った牝馬なんだけど。

家来
よく覚えています。

そのレースは2着だったテイエムプリキュアの単勝を持っていたんです。

王様
それは熱い!

プリキュアもめちゃ人気薄だったよね?

家来
12番人気でした(笑)。
王様
でね、そのクィーンスプマンテってグリーンファーム愛馬会っていうクラブの馬なんだよ。
家来
ああ、緑と黒の横縞勝負服の。
王様
そうそう。

グリーンファーム愛馬会って、馬の仕入れ先は社台ファームなんだよね。

それで、クィーンスプマンテも社台ファームの生産で、グリーンで募集されてG1に勝って、もうグリーンの看板馬なわけじゃない。

だから、クィーンスプマンテの子供も今までずっとグリーンで募集されてきたんだけど、今年はなぜか社台レースホースでの募集なんだよね。

家来
なるほど、さきほどのポートフィリップと全く同じパターンということですね。
王様
そうなんだよ。

だから、シルクだったのがサンデーになるとか、グリーンだったのが社台になるとか、そういう話になるとやっぱり今年の産駒は特別出来が良いのかな?って。

町人
そういう格で見ちゃいますよね。
王様
そう。

ノーザンファーム系クラブの最上位版がサンデーレーシングであり、社台ファーム系の最上位版はやはり社台レースホースだろうから。

家来
本当は違ったとしても勘ぐってしまいますね。

⇒ロードサラブレッドオーナーズでもこのようなことがありました。


王様
それから、今週21日の京都の5レースでキャロットとシルクの、今年の3歳馬のエース級が激突するんだよ。

これがちょっと面白そうだなと思って。

家来
それは私も気になっています。

シルクのブレイニーランとキャロットのシンハラージャですよね。

王様
そう、キャロットのシンハラージャはオークス馬シンハライトの弟だね。
町人
シンハライトって聞いたことありますね。
王様
そりゃ、G1を勝っている馬だからね(苦笑)。

シンハライトはディープ産駒なんだけど、シンハラージャは父がオルフェーヴルに変わっている。

町人
土曜日の5レースは…3歳未勝利!?

両クラブのエース級が激突なのに未勝利戦なんですか?

王様
そうなんだよ(苦笑)。

2頭ともこんなとこでくすぶっていて欲しくない馬であることは間違いない。

家来
シルクのブレイニーランのほうは私が出資しているブランノワールのお兄さんなんですよ。
王様
家来が出資しているブランノワール。

ひいては…

家来
ローブの弟ということですね。
町人
ああ、家来が出資してG1を勝ったローブティサージュの。
王様
そう、ローブティサージュの弟ブレイニーラン。

これも高かった馬だよね。

家来
募集価格は1億円ですね。
王様
シンハラージャは1億2,000万

そんな最高クラス募集額の2頭が新馬戦もとっくに終わってしまった時期の未勝利戦でクラブの威信をかけて戦うことになるとは…。

町人
出資している人、切ないですね。
家来
それが競馬です。

というか、高馬が走らないのは全然珍しいことじゃないですからね。

王様
ほんとそう。

ダービーを勝てるほどの運が良くて強い馬に出資できる確率はそれこそ天文学的な数字だろうね。

町人
そんな話を聞いたら闘志が湧いてきました!

王国馬がいつの日かダービーを勝ってくれることを夢見て相馬眼に磨きをかけましょう!!

王様
出資頭数一番少ない人が一番燃えてるよ(笑)。